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ラー博。これで何のことかわかる人ってどれぐらいおられるのでしょうか。正式名称は「新横浜ラーメン博物館」。冠通り、新横浜名物のラミューズメント・パークです。
就職2年目から3年目の途中まで、環ちゃんはこのラー博から目と鼻の先にある新横浜のオフィスで仕事をしていましたが、実は一回も足を運ぶことがありませんでした。それほどラーメンが好きではないからです。 無論、食べます。別にトラウマも無いです。しかし、ラーメン大好きな人たちに「○○のラーメンが美味いから食べてみて」と言われるままにせっせと出かけて「口に合いませんでした」と答えたときの、明らかに怒っている表情を見るのは耐えられません。何故、自分の正直な感想を言って怒られるのか。しかもこっちは身銭を切って交通費と食費を絞り出しているのです。挙げ句の果てには「君とは暮らせない」などと言われてしまいます。好意を寄せていた女性からそんなことを言われると、理不尽に凹みます。実際凹みました。べっこり。 まぁそういった感じで。これまでもこれからも、きっとラー博に足を運ぶことは無いと思っていたのですが、風雲急を告げる展開になりました。「カーナビがついてるから」という理由だけで、同期の男3人とラー博へ行くことになったのです。(ただの運転手ですなぁ) 朝8時半。平日の出勤時間と30分しか変わりません。何故、こんな思いをしてまでラーメンを食べる必要があるのか。不満はありますが、ひとまず出発です。 途中で同期の男を拾い、ラー博到着は9時15分頃。 開店時間は10時半。まだ1時間以上あります。フリーパスを持っていない私たちは入場チケット(¥300)を購入する必要があるため、チケット売り場に並びます。3番目でした。 「誰もいないじゃない」 そう思ったのもつかの間でした。気がつけば後ろに人、人、人。折り返して人、人、人。9時半には視界からはみ出ている人間の列。正直な所「どっひゃー」でした。 初めて来場したので、通常この時間帯にどの程度の人がいるのかは知りませんが、いずれにしても尋常じゃ無い数です。果たしてこの混雑の理由は? 札幌「すみれ」。食べたことは無くても、テレビのラーメン特集ではかならずお目にかかる名前ではないでしょうか。実はこのすみれが、2004年10月を持ってラー博を卒業する事になったのです。 …まぁ僕はあまり驚かないのですが、同期のマッチョ(仮名)から言わせると「一度も食べる機会が無かったので、逃すわけにはいかない」のだそうです。 10時半。入り口が開き、フリーパスの人々がなだれ込みます。続いてチケットを購入した我々。だいたい30番目ぐらいでした。 ラミューズメント・パーク。アミューズメントのもじりが表すように、昭和33年を模した館内にテンションが揚がりっぱなしです。なかなかよくできています。この景色嫌いじゃないです。むしろ好き。ちょっと住みたいぐらい。 先行したフリーパス部隊の目的は、我々同様「すみれ」のようです。いや、もう突入した全員が「すみれ」方面になだれ込みます。行列です。これが本当の「行列のできるラーメン屋さん」です。LIVE映像でお楽しみいただいております。うひょー! およそ30分待ちの後、ついにご対面。すみれの味噌チャーシューメンwith味付け卵。 味噌ラーメンって久しぶりです。いや、しかし濃厚。味噌ってこんなに感じでしたっけ? 「熱いと切れる」で有名な猫舌のワタクシですが、美味しくいただきました。ごちそうさまでした。 食後、相変わらず途切れることのない行列の横を「もう食えませんって」という顔で通過。ちなみに入り口の所にある「現在の待ち時間」を確認。現在180分待ち。どかーん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.10.31 00:23:31
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