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すっかり忘却していましたが、昨日は11月29日でした。
「良い肉」の日。 果たして、そういう日が本当にあるかどうかは知りませんが、とりあえず大学の同級生だった「カミマンナオヤ」の誕生日でした。 おめでとう。まだ生きてますか?(連絡先しらず) オフィスの乾燥が凄いです。鼻にきます。 昔から、どうにも鼻が。あんまりよくありません。 何かの香りを楽しむ、というのがちょっと苦手。 全く利かないわけではないのですが、微かな香り、というのはちょっと必死にならないと駄目です。 その時点で、もう楽しんでないですなぁ。 そんな鼻のあたりがカピカピして痛みを感じます。 もう踏んだり蹴ったり。 「こりゃいかん」 必要なモノには出し惜しみしない。 会社を早々に切り上げて、加湿器を買いに行きました。 オフィスで使うのでパーソナルサイズのやつ。まぁ、大型電気店に行けばあるだろう、と。 電車に乗ります。 大型電気店という事で、ちょっと大きめの町に行きます。いつも乗り換える駅をちょっと乗り過ごし、2つ先の駅まで。当然いつもより長い乗車時間になるわけです。 で、そんな時に限って。 入り口付近で立ち往生になってしまったので、とりあえず扉に挟まれないように警戒。ちょっと余裕がありそうなので、体を外側に向けたままバックステップをします。 そこへおっさんが登場。紳士な環ちゃんは「あぁ、乗るんだわ」ともう少し下がってみます。 おっさん乗車。扉が閉まります。プシュー。 「くせぇ!」 イヤホンをしていたので、思わず大声で叫ぶところでした。 間違いない。病んだ鼻にびんびん突き刺さります。このおっさん臭い! 僕はうるさい人と臭い人は嫌いです。いや、大嫌いです。 大学時代、もの凄く臭い人がいました。 という話をすると「そんな事いうとかわいそうじゃん。イジメじゃん?」 みたいなきれい事を言う方がおられますが、それは自分が被害者じゃないからです。 弁護する側にも敵意を向けたくなるほど臭い人。 想像できるレベルの話をしてるんじゃないんです。 その臭い人、どうやら私と同級生のようで。見た目は「遭難しすぎた登山部員」みたいな感じでした。夏でも冬でも「同じ服装」をして、夏でも冬でも「同じメニューの食事」を食べていました。 そんな彼と同じ講義を受講した時の事。 友達と並んで講義に耳を傾けていた環ちゃん(当時19歳)の前に、クサオ(仮名)が座りました。 その日、環ちゃんは風邪をひいていて、いつも以上に鼻が利かず、まったくニオイを識別出来ない状態でした。 隣に座っていた友人は「うわっ、きた!」と言って顔をしかめます。 いやぁ、僕は今日は鼻が利かないから大丈夫だよ、なんて思っていると… うっすら頭痛がしてきました。 兵器じゃないですか、こんなもん。 逮捕だ、逮捕。 あまりのニオイに、 「お前講義とか受けてる場合じゃないだろ。その前に風呂に行け、風呂に。金が無いなら俺が出すから、いいから風呂に行け!」 と、叫びたくなりました。 でもできません。 泣きながら友達と机に遺書を書きます。 「僕の前に臭い人がいます。助けてください。」 一週間後。 机の上に「僕も知っています。○○学科の人ですよね」「アレはクサイ。たまらん」「ホントホント」 なんと知らない人から3件もの同意を得てしまいました。思ったより有名だったみたいです。 そんな嫌な思い出が走馬燈のように甦ってきた頃、後ろに立っていた別のおじさんが少しスペースを空けてくれました。 その隙間に体をいれて、できるだけおっさんから離れます。 後ろのおじさんに心から感謝をしました。 都会にも優しい人はいるんだなぁ、なんて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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