Nacktheit blog

注文していた実家までの往復航空券が無事郵送されてきました。

今年は元旦が土曜日に重なってしまったので、正月休みが６日しかありません。
なんとも腹立たしい事ですが、無意味に怒る事のデメリットを覚えた環ちゃんは、そう簡単には怒りません。日々成長。

さて。

毎回実家に帰るたびに「荷物が重いなー」と思っていました。
ボストンバッグに約一週間分の荷物を詰め込んで、空港までの往復というのは結構な重労働なんですなぁ。本当に。
どうにかならないモノかしら。

そこで今回ご紹介するのは「キャスター付旅行かばーん！」（ぱっぱらぱっぱっぱー♪）

機内に持ち込みも可能、ということで到着後の荷物待ち時間も無し。おう、すばらしい。
「ボンボヤージュ！」
思わず叫びそうになるところですが、実は言葉の意味が良くわかっていません。
ボヤージュって「旅」だっけ？ 何語だ？


という訳で、買いに行きました。
買い物をするなら、「どーん」と買うべきだ、というコンセプトに従い、「ドンキホーテ」へ。
夜８時。車で乗り付けます。

果たして、どの程度のレベルのものが置いてあるのか、という不安はありましたが、ひとまず売り場をウロウロします。鞄、鞄…

ありました。キャスター付の旅行鞄。同期の連中が海外出張に持っていくような、マンモス大きい旅行鞄です。その近くに申し訳なさそうに、お目当ての小さいサイズが置いてありました。

「おお、キャスター付だよ。こりゃ楽チンだわ」
取っ手をのばしてゴロゴロやります。これぐらいサイズがあれば入るかなぁ。
値段も￥２９９０也。お手頃すぎるぐらいお手頃です。

しかし、環ちゃんはものの数秒で購入を諦めました。
安物買いの銭失い？ いえいえ。
鞄の色が黄色なのが気に入らない？ いえいえ。
柄が「クマのぷーさん」だから？ いえいえ。

全部です。

もう少し奥に行くと、落ち着いた柄の旅行鞄が２種類。
微妙にサイズと、ポケットの数が違います。
￥４９９０と￥５９９０。微妙な競り合いになってきました。

開けたり閉めたり。転がしたり持ち上げたり。
違いが微妙過ぎるので、なかなか決断しにくいところです。
「千円をケチるのか？ でも千円の価値があるほどの違いなのか？」
どちらかに「ダンボ」の柄でも入ってくれていれば、こんなに迷う事も無いのに。

結局￥４９９０の方を購入。早速ガラガラと引きずって、駐車場へ向かいました。

「ここで５千円の出費かー。今月はいろいろとお金使うのになぁ」

そんな事を考えながら車に乗り込むと、１万６千円持って家を出たはずの財布の中身が、残金たったの２千円になっている事に気づきました。

「ここで９千円の出費かー。今月はいろいろとお金使うのになぁ」

旅行鞄を買いにきて、なぜか年末ジャンボのほうに予算を割く。
予期せぬ人生が人生だ、とはよく言ったものです。