Nacktheit blog

苦手な主任の後ろで、アイスラッガー（ウルトラマンセブンの必殺技）を投げるマネをする西尾環那です。

なんだか急に寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
環ちゃんは久しぶりにマフラーを取り出し、風に煽られながらも、ぬくぬくとしておりました。


思ったんですけど。

アイスラッガーってなんなんでしょう。
重ねて説明しますが、ウルトラマンセブンの必殺技。
あたまのトサカみたいなのを「えいっ」と投げると、敵のあちこちを切り裂いて戻ってくるという、まさに「必ず殺す」の代名詞みたいな技です。

まぁ、説明はどうでもいいんですが。
あれって体の一部じゃないんですかね。
だって、ほかのウルトラマンも、形は少しずつ違っても、みんなあの頭の形をしてるじゃないですか。ということは、普通に体の一部ですよね。それを投げる？

例えてみれば、あなたの弟さんがケンカでロケットパンチを繰り出すようなものですよ。
家族としてはどうですか。
「はしたないからおやめなさい」とも言えませんがね。

ウルトラマンは人間じゃないじゃん、なんて屁理屈を言う方がおられるかもしれませんが、それはちょっと乱暴ではないでしょうか。

あれだって中身はちゃんと普通のにんｇ

あー。

例えば、ウルトラマンの必殺技で「八つ裂き光輪」という、いざ文字にしてみると、とても物騒な技がありますが、あれは体の一部ではありません。スペシウム光線しかり。エメリウム光線しかり。Ｍ７８光線しかり。（俺って意外と物知り♪）

体の一部を飛ばすというのは、やはり生き物においては奇妙奇天烈としか言いようがありません。だいたい頭から飛び道具なんて、ゲゲゲの鬼太郎以来の…

あっ！！

髪の毛…なんですかね。あのトサカ。
そういえばウルトラの母の頭なんて、まさにセーラームーンのそれと同じじゃないですか。（例えがどうも…）
ウルトラマンレオの頭だけが、ちょっと他のウルトラマンと違って上田晋也みたいにチリチリしているのも、天パーだとすれば説明が付きます。

おお、そうじゃ。あれは髪の毛なん…じゃ？

髪の毛が自在に宙を舞って、敵をズタズタに切り裂くかね？
ん、またおかしな話になってきたぞ。
そんなことになったら、散髪屋さんは毎日ズタズタじゃないかね。
やっぱりアレは髪の毛ではないのか。
髪の毛でないのに、頭の上にのっている。でも、他の兄弟はみんな同じ髪型…

キラーン

ああ、なんて愚かな事をしてしまったのでしょう。
あれはウルトラマンセブンのカツラだったのではないでしょうか。

きっと少年時代、「なぜ僕だけゾフィ兄さんたちと髪型が違うの？」と悩んでいたセブン少年（７歳）。
引きこもって、独りで「七並べ」をして遊んでいるのを不憫に思った父が、「ほら、これでお前も兄さん達と同じだぞ」なんて買ってあげたに違いありません。

そう考えると、アイスラッガーという名前もなるほど。
スラッガーとは英語で「猛打者」。
じゃあ接頭語のアイは？ もちろん悲しみの「哀」ですよ。

ああっ、ごめんよセブン。

あのオープニング画面で、マーブル模様みたいな文字が、うねりながらも最後にまっすぐに戻る所は、そういう少年時代の葛藤みたいなモノを投影しているのですね。僕が浅はかだった！

こんな全国ネットで、ウルトラマンの７不思議の１つを解明してしまいました。
ごめんね、ウルトラマンセブン。
ありがとう、ウルトラマンセブン。



３分経ったので今日はこの辺で。