カテゴリ:こんなモノを買った
いやぁ、ちょっと飲みに行っちゃいましたよ。
冬の幸せ、ボーナスの支給日だったんですもの。うふふ。 一応夏のボーナスよりは額も増えていたし、という事は会社の評価的にも、そんなに悪くないという事でしょ。うんうん。 今回は車のローン以外でも、車検とか帰省の飛行機代とか、けっこう大きめの出費が予想されるので、あまり贅沢はできませんが、まぁそれでも自分へのご褒美は何か買ってあげたいと思います。 何にしようかなー。スタッドレスタイヤかなー。 そんな事を考えながら、でもついつい手に取るのは電気屋さんのカタログ。 この辺は悲しいサガですなぁ。 昨今、家庭電化の三種の神器といえば「薄型テレビ」「HDDレコーダー」「デジタルカメラ」なのだそうですが、とりあえずデジカメは携帯のカメラで我慢しましょう。HDDレコーダーはPCで代用可能なので我慢しましょう。じゃあ残すは薄型テレビですね。 「S○NYは嫌いだから無視してー♪」 ウキウキ気分で閲覧。 大学時代の後輩の家のテレビが50インチと言っていたなぁ、なんて思い出したんで 「先輩様をなめるんじゃないぜ。じゃあ俺はその一歩先を行くのだ!」 なんて、55インチの薄型テレビに着目。 特価!75万円! 馬っ鹿じゃないの。 テンションずる下がり。赤字じゃないですか。 いいもん。俺には80インチのプロジェクターがあるんだから。 薄いテレビなんてペロンペロンだ。ふんだ。 そんな勢いで、とりあえず買うことに決定したのが「鼻毛シェーバー」特価1,020円也。 鼻毛って駄目よねぇ。 例えばその登場の仕方を「ぴろりん」って可愛く表現しても、絵面は間抜け以外の何者でもないじゃないですか。 顔のど真ん中。 顔が1つの国だとしたら、首都ですよ、首都。英語で言うと「キャピタル」ですわ。 キャピタルから鼻毛なんて。なんかもう、意味不明ですよね。 例えば愛の告白をされたとしましょうや。 例えに都合良く、季節的にクリスマスなんてイベントもあることですし。 木枯らしの街を笑いながら歩く二人。 白い息を吐きながらも、でも二人は笑顔なんですよ。 はしゃいでいた彼が突然立ち止まって、つないでいた手が彼女を引き留めるんです。 「?」 ちょっとビックリして彼の顔を見ると、いつになく真剣な彼がいるんです。 「どうしたの?」 彼女の体を引き寄せる彼。 抵抗もできないままに彼の腕の中に抱かれたあなた。 暖かい沈黙。 戸惑いながらも、やがて幸せに瞳を閉じるあなた。 心に吹きあれる愛の嵐。 そして求めあうように、ひとつになろうとする唇。 呼ばれていない鼻毛が彼氏の鼻から「じゃじゃじゃじゃ~ん」 「貴公!抜けぃ!」 ですよ。 ロマンチック・ラブストーリーが、一瞬にして年末大型捕物帖じゃないですか。 これじゃあ侍ですよ、侍。あるいは親の仇。 愛の嵐かと思っていたら、一瞬にして血祭りですよ。 どっちも騒々しいのに変わりは無いんだけどね。 この一重の極みを愛にささげるため、とりあえず鼻毛カッターは必需品でしょう。 ロマンチックな夜のために、男は無い脳味噌でいろいろ考えているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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