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サラリーマン環太郎です。今日はスーツ姿でした。
ビシッと決める三釦、赤いネクタイ正義の印。 「ぶぅ~っとばすぞーう!」 えー。 本日はお勉強の為、職場を飛び出して研修に行っておりました。 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)主催、国家試験「ソフトウェア開発技術者試験」のお勉強です。 イヒッ。 えー。堅いですねー。 まぁ、お勉強会です。もの凄く平たい言い方をすると。 学生以来ですかね、こんなに本格的なのは。 3000円ぐらいするテキストを3冊も(これがまた分厚い)支給され、朝(9時半)から晩(18時)までみっちりと。 いや、学生の時はこんなに勉強してないかなぁ。 あ、でもちゃんと研究はしてましたぜ。 大学ノートを開いて板書を写します。 久しぶりに「文章の下書き」以外の物を書くシャーペンも、こころなしか緊張しているようです。 おいおい、芯が堅いぞ。 ポンと頭を叩いてやると、カチカチと芯(HB)がでてきました。 こいつめー、あっはっはっは(ほのぼの) いままで独学でちょこちょこと勉強はしておりましたが、なるほど講師について聞いてみると、例が具体的で大変わかりやすいですなぁ。 「あー、そういう事だったのか」 と、あらためて知識がつながる部分があったりして。 いよーっし、このままガリ勉街道まっしぐらだー! 御飯を食べたら眠くなりました。 はぁ…退屈。 アホみたいに甘い缶コーヒーを飲みながら話を聞いていたのですが、時間が経って冷静になってくると、ちょっとおかしな事に気付きました。 「ねぇ、なんであそこは文字の色を変えてるのかな?」 最初に気付いたのは、となりで一緒に研修を受けていた同期のボクサー(初登場)。 Windows95以降とWindows3.1(こっちは知らない人多いかもなー)以前では、処理の仕方が違う、みたいな話だったのですが、何故かこの2つのWindowsの表記が赤と青で違うんです。 学生の頃、チョークの色が白から赤に変わると、それはもちろん「はい、これはテストに出ますよ」という意味だったではないですか。先生からのシグナルですよ。 ところが、普通は黒のマーカーのハズなのに、何故突然の赤と青? 大事かなぁ…? だって、Windowsって商品名じゃないですか。国家試験に出るはずないんですよ。 他の板書と混同しないように色を変えたとしても、それなら赤単色ですよねぇ。 まぁ、青単色でもいいですけど。 芽生えた疑問。 不意に激しくなる鼓動。 しまった、これはもしかしてルンゲ警部とクーパー捜査官の出番か!? そして事件は起こったのです!! 「OSI参照モデルというのがありまして…」 以下、難しい話になるので一部カット。 「…でこの7つが、それぞれ1つずつの方式を選択して通信をするんです」 講師の右手の青いペンが動きます。 不審な動きです。 今…キャップが外されました! 「いろいろある方式から1つずつ選ぶんです。フランス料理のフルコースみたいに」 「警部!」(クーパー) 「動いた!」(ルンゲ) 『フランス料理のフルコース』 どーん。 板書されちゃいました。 「えー!?」 前菜はこれ、サラダはこれ、肉料理はこれ… 何の疑いもなく続く講義。 いや、まて。これはちょっとおかしくないか? 冒頭をよく読むんだ。『国家試験のソフトウェア開発技術者試験』だ。 『田崎晋也のソムリエ教室』じゃないんだぞ。 驚く環那とボクサーの横で、忠実に板書を写す受講者A。 「えー!?(2回目)」 自分の目的を思い出せ受講者A! お前の目的は「服部幸應の調理師免許教室」じゃないだろうが!! まるでアウターワールド。 ちょっとは不思議がれ、お前達。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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