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上京している大学の後輩を引き連れて飲みに行ったところ、
「ブログを見てたら、なんだか可哀相で…」 と、手作りのお菓子を渡され、ついにバレンタインデー・サドンデスの幕切れ。 西尾環那のV(バレンタイン)ゴール勝ち。 ふっふっふ。 俺様、モテモテ。 という飲み会。 普通のペースで普通のビールを飲んでいると、口の中に違和感。 はて? なんだこの感覚は??? 口の右奥。俗に言う奥歯。 いつもなら歯が舌にあたる箇所から、ぽっかりとその感触が無い。 無い? 人差し指を口の中に突っ込んでみる。 何かが引っかかっている。 そーっと引き抜いてみると、見慣れたマークの名刺大のカード。 「キャッツアイだ!!」(この辺り、軒並み嘘) はて。 これは奥歯が無いのか? 痛みも無いので、全くどうしたものか。なんなんだこれは?? という不思議体験をしたので、歯医者に行く決心をする。 歯医者。わぁ、久しぶりだ。 今思い返してみたのだが、最後に歯医者に行ったのはいつだ。 …20年前? 会社を定時であがり、自宅近くの歯医者へ。 予約無しに飛び込んでみたが、運良く予約のキャンセルがあったため、 それほど待たずに診察。 「どうしました?」 「奥歯が欠けたみたいなんですけど」 「診てみましょう」 口を大きくあけて、昔どこかで見たような器具がカチャカチャとぶつかる音がする。 「これは何ですかね?」 何かが引っかかっている。 そーっと引き抜いてみると、見慣れたマークの名刺大のカード。 「キャッツアイだ!!」(この辺り、軒並み嘘) 「ありゃ、こりゃ凄い」 医者、普通にビックリ。 その後、鏡を持って見た口の中に、自分でもビックリ。 ホントに欠けてる。バッサリと無い。 「他の歯は結構状態良いんですけどね」 神経と歯の具合をみるため、レントゲン撮影。 なんと、歯医者にきてレントゲンを撮るとは思わなかった。 「いや、これはちょっとギリギリですねぇ」 最悪神経抜いちゃうかもって言われてびびる環ちゃん。 「なるべく抜かない方向で頑張りますが、どうしても痛い場合は」 抜くしかないのだって。 まぁ、唐揚げ食って欠ける状態なんだから、かなり酷かったんだろうねぇ。 自業自得か。 「…という方針でいこうと思います」 結構丁寧な対応の歯医者さん。感じも良い。 「はい、お願いします」 「じゃあ麻酔しますから」 この麻酔が効くまで正面のモニタを見てボーっと座っていたのだが、 流れているのはトムとジェリー。 最初は「子供向けかな」と思っていたが、 よく考えると、トムとジェリーって最適なプログラムではなかろうか。 台詞が特別あるわけじゃないので、音が聞こえなくてもかまわない。 楽しいけれど、大声を出して笑う程のモノではない。 でも時間は潰せる。 グッチョイス。 でも僕はジェリーが嫌い。 あいつルックスで騙してるけど、性格悪すぎ。 で、治療開始。 「じゃあ椅子を倒しますね」 キュィィィィ(シュバッ)ィィィィ(シュババッ)ィィィ(ゴー)ィィ 口の中で宇宙戦争勃発。 主演はトムクルーズ。 こりゃ、子供は泣くわなぁ。 「はい、じゃあ一旦うがいしてください」 ぐちゅぐちゅぺー。 「次、響きますからね。かなり」 よく考えると、もの凄いことわりの文句なのだが、すぐに納得。 まるで自分の頭がモーターの中身になったような振動。 怒濤の研磨。 「はい、じゃあ一旦うがいしてください」 ぐちゅぐちゅぺー。(出血)ひゃぁー。 そんなやりとりが続いて、無事本日の治療終了。 念のための痛み止めとかをいただいて帰宅。 まだ麻酔が残っているため、口の感覚が変。 こう、菱形に「パクッ」と開けられない。 トシちゃんみたいに。 (↑この辺はわかる人だけわかれば良い。うひょひょひょひょひょ) で、今更後悔をしている訳である。 「晩飯食ってから治療してもらえばよかったなぁ」 左半分だけで御飯を食べるのがこんなに大変だったとは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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