全て
| カテゴリ未分類
| すろーらいふ
| 読書の部屋
| 自分に何ができるだろう?
| 大好きなさださん
| 半病人だな。。。
| 花情報
| 嬉しい事!
| 現代は病んでいる
| クラスの様子
テーマ:今日の体調(3643)
カテゴリ:半病人だな。。。
さて、翌朝、ロヒプのお陰できっかり5時間眠ったので、 頭痛が少し良くなり、起き上がっても大丈夫でした。 カーテンを開け、斜め向かい側の品の良さそうなおば様と 朝の挨拶を交わして、顔を洗いに行きました。 例の隣のオバサンは、廊下側の矢張り品の無さそうな、 ガラッパチのオバサンと文句を言い合っていました。 「昨日はさ、向かい側の人のいびきがうるさくて眠れなかったのよ!!」 すると、ガラッパチのオバサン、 「あんただって、その前はいびきかいて寝てたじゃないか。 お互い様なんだから、我慢しな。」と言われていました。 ふっふっふ。その通り。ガラッパチおばちゃん、良い事言ってくれるじゃないの! 洗面所は幸い北向かい側の部屋で極近くだったので、 そこで顔を洗って髪を結いながら尚も聞いていると、 品の良さそうなオバちゃんも一発かました。 「私のいびきがうるさいっていうけどね、あなただってうるさい時あるわよ。 共同の部屋なんだからお互い様でしょう! だいたい、あなたは起きたって顔も洗わないし、髪だって櫛もいれないでしょ! 女じゃないわよ!!!」 ムフフ、その通り、もっと言ってやって、と思いながら、 点滴台をガラガラと引っ張りながら帰ってくると、私を見ながら、 「あの人、凄いキツイんだから!」と、 ガラッパチおばちゃんに言いつけている。 おまけに、スリッパを嫌って、サンダルを履いているのを見て、 「あんなの履いちゃって。病院じゃあんなのいけないんじゃないの!?」 とか、言っている。 ほっといてくれ。入院してたって、カッコワルイ事はしない。それが私流。 ガラッパチおばちゃん、 「キツイ位じゃないと生きていけないからね」と言ってくれた。 ふっふっふ。その通りなのだ~。 ベッドに戻り、薄くルージュを引いていると、 来たね。一発。 「入院してるくせに、お化粧なんかしちゃってさ!」 言い返す私。 「あら、リップ位、身だしなみですよ。み・だ・し・な・み」 斜め向かいの品の良さそうなオバちゃんも加勢してくれる。 「そうですよ。入院していたってね、髪を整えて、顔を洗って、 肌の手入れ位、女性なら誰だってしますよ。 大体、お化粧なんて大袈裟な。口紅引いてるだけじゃない。」 さすがに敵は黙りました。 斜め向かいの品の良さそうなおばさまとその後お話した所、 そのオバサン、朝起きても顔も洗わない、歯も磨いた事も無い、 身体を拭く蒸しタオルが配られても拭いた事も無い、 汚いスリッパであちこち出歩きしてばかりで、ベッドに居た事無い、 バイキン女なのよ。という事でした。 こういう輩は無視、無視。 無視に限る。 さて、この日は実は特別な日で、(8月7日) 愛読書、「愛と死をみつめて」の亡くなった作者のお一人、 大嶋みち子さんの命日でした。 別のブログに携帯から書いた日記を挙げておきます。 ☆奇しくも八月七日は名書簡集、『愛と死をみつめて』の著者の一人、 亡くなった「大嶋みち子」さんの43回忌に当たります。 そんな日に入院しているというのも全くの奇遇で、 病院に居るからこそ、尚、みち子さんの『生きたい』という、 誠に平凡な願いなのに叶えられなかった無念さが ひしひしと感じられるのです。 43年後の今日も蝉が鳴き、空は青く、暑い日です。 改めて彼女のご冥福をお祈りいたします。 さて、私の方ですが、お陰さまでようやく熱が下がりました。 感染症もなんですが、ヘルペスも発症してるそうです ~~~ここまで~~~ これを書いたのは15時過ぎでしたので、その頃には熱が引いたのでした。 かつての名書簡集、「愛と死をみつめて」の愛読者と、 もう一人の作者、河野實さんとの交流場所、BBSの仲間達皆が、 同じ様に空を見つめて大嶋みち子さんの冥福を祈ったのです。 暑い、暑い、一日。 うるさいほど蝉が鳴いている。 高く晴れ渡った青い空。 43年前のあの日と同じ様な一日だった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月29日 23時30分39秒
|
|