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カテゴリ:すろーらいふ
前回日記を書いてから風邪で寝込みました(^^;) これから漢方医になろうって人(おい(^^;)鍼灸師だろ。。。)なので(笑) 自分で漢方薬使って再起にかけました(って、大袈裟。。。) 一度、日記に書いたのにここの不具合で消えてしまって(泣) もう一度、書いておきます~☆ 寝込んだのは3日間でした。 数日前から喉が痛くて、風邪だなぁとは思っていました。 桔梗湯?甘草湯?と思いながら家業(農業)を手伝っていました。 翌朝、もう熱が38度を越えていて起きられませんでした。。。 喉の痛み、身体の痛み、頭痛、発熱。。。 一日目はぐだぐだと寝ておりましたが、2日目にはどうにかせねばと、 手持ちの漢方薬の中から桂枝湯と麻黄湯を引っ張り出しまして、 湯飲みにあけ、熱湯で溶かして服用。 桂枝湯と麻黄湯の合方なので、桂麻各半湯(けいまかくはんとう)と申します。 そいつを3度服用して発汗をかけました。 狙い通り、いい具合に発汗し、全ての症状が取れたのですが、 ちょい、やりすぎたようで、 3日目には虚して(体力が落ちて)しまい、矢張り起きられず。 やむを得ず真武湯と人参湯の合方を2~3服行った辺りでようやく脱却。 起きられるようになった、と、こういう訳でござまする。 主治医で指導医の漢方医T医師はメールにて、 「白い月の風さんは虚しやすいのだから、最初からもっとソフトな 桂枝湯とか桂枝加苓朮附(けいしかりょうじゅつぶ)辺りを 2~3倍量服用した方が良かったかも。 あるいは、この薬方でもOKだが、最初から虚す事を念頭に入れ、 茯苓四逆湯を煎じて用意してから発汗をかけて、発汗したら直ぐに、 茯苓四逆湯を服用すれば良かったのではないか」とのコメントを頂きました。 風邪一つを治すにも色々な薬方の中から証に合う薬を見つけ出して、 その人その人にオリジナルに近い形で処方する、 限りなく身体に優しいお薬、それが漢方薬です。 自然の生薬を煎じてその煎汁を薬とする、 正に自然からのスープを薬をする、マクロビオティックそのものだと、 改めて思いました。 もうすっかり風邪は抜けて昨日、今日と暖かい日が続いています。 ようやく春になりましたね。 昨年の8月以来、半年以上も入退院を繰り返し、 ようやく解った病名は「成人性周期嘔吐症候群(CVS)」 ほぼ一ヶ月周期で我慢できないほどの腹痛や頭痛、吐き気、下痢などを繰り返す、 日本ではまだ知られていない病気です。 私の主治医は何ヶ月にも渡って繰り返す発作を 我慢強く観察して診断してくれ、 幾度も投薬の処方を変えながら状態を見守って下さっています。 日本ではまだ診断、処方のガイドラインが無いので、 アメリカの患者の会のHPから記事を拾ってきてその情報を下さり、 投薬もそれに従って、また、状態を見ながら加減して下さっています。 主に、抗痙攣剤、抗鬱剤などを使用する為、 ヘタすると、鬱病と間違われる恐れありという中での治療。 心から信頼できる医師に出逢う事が出来たという幸運の中でこそ、 この治療が成り立っています。 そして、それほど信頼できる主治医の歩む道を少しでも理解したくて、 彼の薦めて下さった鍼灸師の道を歩み始めた所です。 アトピーも辛い。偏頭痛も辛い。腰痛も辛い。 それに加えて周期性嘔吐症候群の発作も辛い。 だから、病む者の辛さが誰よりも解るからこそ、 病める者の一条の光とならんことを欲して、 辛いでしょうが、鍼灸師への道を選んだのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月26日 14時12分20秒
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