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カテゴリ:勝負録
本日は仕事で、某所で開催されたセミナーに出席しました。
内容は一言で言うと、 「もっと地元産の○○を使おう」 という内容です。 メーカー側とユーザー側の講演や報告があり、施工例の見学会も ありました。 まあ、ご多分にもれず、眠くなる内容でしたが、 おもしろかったのは施工例見学会。 もちろん「もっと地元産の○○を使おう」という視点からは 優等生ですよ。 施工した会社の現場責任者はもちろん、社長さんも来ていて、 主催者が彼らを紹介したあと、本件のアドバイザーとも いうべきK氏を紹介。 K氏は前の職場でちょっとだけ付き合いがあり、オイラは その濃さにやられていたクチ。 紹介されたK氏、ポケットに両手を突っ込み、ポマードで固めた オールバックの髪型で、一昔前のヤンキーみたいに肩で風を 切って登場。 そして開口一番、 「今日は来る予定じゃなかったけど、急に呼ばれて 仕方ないから来てやった。」 しょっぱなからやってくれるぜ、K氏! 「今日も全開だな。さてこのあとが楽しみだ。」という オイラの妙な期待以上に見事に応えてくれた。 (もちろんちゃんとした説明もあったようですが。) 同じ敷地に複数の施工例があるんですが、そのひとつで 説明を開始。 まずは名刺がわりのジャブを一発。 「こっちよりもあっちのほうがいいんだ。」 (じゃあ、そっちにしろよ。) 「こんなのダメだ!○○を使いすぎだ!」 (え?!今日は○○をもっと使おうというセミナーでは?) 「この施工例はオレの専門の△△業だけど、今日来ている 人は▲▲業界の人が多いからわかんねえだろうけど。」 「○○を使うメリットがあるということは、デメリットも多い!」 (まずはメリットを強調しろよ・・・。) 「施工会社とオレが組んで3例目だけど、こんな工法じゃ ダメだ。オレの言うこと聞かないから。」 (社長さんの目の前で・・・。しかもいっぱい人いるのに・・・。) という感じで説明が始まった。 オイラはもう、おかしくて、その後の説明は一切聞いてない。 そして彼はこう言った。 「あとは勝手に見てや。」 そしてみなさん自由に見学しだした中、参加者の1人が 彼に質問し、彼はこう答える。 「施工会社は△△業が専門のオレの言うことを聞かなかった。 ド素人が。」 1平米あたりのコストを聞かれ、 「オレはコスト意識が高い。だが1平米あたりのコスト計算など しない。知りたければ発注者に聞け。」 オイラはK氏のことを知っているので、大笑いだったんですが、 彼を初めてみた人には衝撃だっただろうなあ。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 24, 2006 05:48:34 PM
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