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Jul 30, 2007
カテゴリ：平和
昨日の夜から選挙結果をテレビで見ていましたが、反自民、反安倍政権という世論が反映された結果となり、幾分ほっとしています。これだけ騒がれて、自民党が票を伸ばす、あるいは、現状維持などということになったら．．．(T_T)。
民主党が大躍進することになりましたが、護憲を掲げている社民、共産党などは議席数を減らしてしまいました。わたしとしては、特定の政党にはこだわりたくはないのですが、ちょっと気になる候補者がいました。それは、沖縄の辺野古で基地建設反対運動に取り組んでいる方が立候補していたからです。沖縄の辺野古での基地反対運動とそれをつぶそうとする政府の強硬な姿勢は、なかなかこちらでは報道されていませんが、随分大変なことになっています。基地反対運動を展開するグループは非暴力の方法で戦っています。防衛施設局の方などとも敵対する立場でありながら、人として尊重する立場を守ろうとしているのです。にもかかわらず、政府は自衛隊の掃海母艦まで派遣して、この運動をつぶそうとし、アメリカ政府の方針を貫こうとしているのです。自衛隊がこのように派遣されることはかつてありませんでしたし、これまではこうした反対運動にせいぜい機動隊が投入されるまでだったのですから、これは民主主義の根幹を揺さぶる問題であるはずです。（かつて安保闘争に対して当時の岸信介首相は、自衛隊出動を要請したようですが、それは当時の防衛長官が、自国民に銃を向けるわけにはいかないと反対されたとのこと）。自衛隊出動だけではありません。座り込みをしていた僧侶の方が不当逮捕されたり、防衛施設局側が海中での調査に反対する人々に対して、暴力をしかけて、そのため反対派の方が殺されそうになったこともしばしばでした。最近は、反対運動をしている方が海に潜っているところ、その酸素ボンベの元栓が締められてしまった、などということがありました。 こうした問題について、国会でももっと討論されるように願いを持って、山内徳信さんという方が立候補していたと思うのですが、その方が当選しただろうか、気になっていました。その方は社民党から比例代表で出ていたのですが、社民党は、今回はわずか2議席でした。ああ、落選しちゃったかな、と思って名簿順位の下から(?)見ていきましたが、 ありました。 「よかった．．．」 比例代表の2位でした。比例区での山内さんへの得票数があったということで、嬉しいです。 この当選が、国政にも反映されて欲しいと願い、これからの活躍を期待しています。そして、より多くの人がこの問題に関心を持って、米軍の基地移設がいかにごまかしであるかを知っていただきたいものですし、沖縄の海の美しさを知っている方は特に、この基地問題には、敏感になっていただきたいものです。 環境団体のグリンピースでも反対の活動をしていますね。 辺野古での基地建設反対関係のページは以下などにあります。 ちゅら海を守れ！沖縄・辺野古で座り込み中! ジュゴンの家日誌 うふざとだより 辺野古から緊急情報 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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