415413 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

牧師の一人遊び

牧師の一人遊び

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

Preacher

Preacher

コメント新着

 式神自然数@ Re:聞きなれない言葉。ネガティブ・ケイパビリティをめぐって。(12/14) 時間軸の数直線(『幻のマスキングテープ…
 心はすべて数学である@ Re:聞きなれない言葉。ネガティブ・ケイパビリティをめぐって。(12/14) 時間軸の数直線は、『かおすのくにのかた…
 絵本のまち有田川@ 自然数  自然数は、[絵本]「もろはのつるぎ」…
 あこーすてぃっくぴあの@ Re:『暁の円卓』(02/15) レベッカがさらわれたのがショックすぎて…
 esuteru5407@ Re:政府はかならず嘘をつく(01/30) 嘘つきですよね。 わたしなぜか今日眠れま…

カレンダー

Aug 1, 2007
XML
カテゴリ:生活
 生活クラブ
 
 生活クラブの消費者と生産者との交流会がありました。生活クラブでは、太陽食品という山形の会社と一緒に、ソーセージなどの加工品を作っているのですが、いかに市販のソーセージとは違うのか、という観点からお話を伺いました(この食品会社は、全国的に有名になりつつある平田牧場と系列会社で、平田牧場のお肉を使っています)。そして、ソーセージ作りの体験も子どもたちができるようなプログラムでした。
 最初は、実験で赤いウィンナーを作ってみました。市販の着色料を使わないものを用いましたが、それを食紅(赤102)で染めました。こうしてみると本当に真っ赤というのは自然でなく気持ち悪いものです。食紅はタール系色素で発がん性もあり、米国で禁止されているとのことでした。また、着色料は天然色素でも必ずしも安全とは限らないものがあるとのことでした。他に、増量剤の話と実験もありました。大手メーカーのハムなどが生の肉よりも格段に安いということは、どう考えても添加物の影響でしょう。増量剤で2倍、3倍にするのは当たり前とのこと。そして、今回は、大豆タンパク、消泡剤(シリコーン)、卵タンパク、乳タンパク、塩、水を混ぜて封詰めし丸いかまぼこのようなものを作りました。混ぜただけではどろどろの液状ですが、これに熱を加え太めのソーセージ型にしました。ちょっと気持ちが悪くて私は食べなかったのですが、食べた人は、これってどこかで口にしてるかも、においや味でごまかせば食べれてしまう、などと感想を述べていました。
 また、塩漬(エンセキって呼びます。シオヅケじゃないんです)の話も。これは、以前ブログにも書きましたのでこちらを後参照に。
 そして、市販の加工肉には、製造年月日が表記されなくてもよいように法改正がなされましたが、その主導権は大手食品メーカーが持っていたとのこと。たとえば、ハムは製造年月日が記載されなくてはならなかった頃には、お中元、お歳暮の一ヶ月前の注文が多く、その頃に作らざるを得なかったようです。特に、お歳暮の時期は、クリスマス、正月も重なるため、ハム工場は昼夜問わず製造に負われていたそうです。それが製造年月日はなくなると、前もって作ることができるようになり、工場を安定的に運転することができるようになったのです。消費者の都合ではなく、製造者の都合で法律が決まっているというのが現状なのです。
 そして、会場からもお歳暮などでもらったハムが一年たっても悪くなっていなかった、という声がありましたし、説明してくださった方は、「ちゃんと腐るもの、悪くなるものを食べましょう。悪くならないものは、食べ物ではありません」というコメントがありました。そして、消費期限しか記載しないというのは意味がない、と改めて考えさせられました。
 
 さて、ソーセージ作りですが、羊の腸に予め香辛料、塩などを混ぜていたひき肉を詰めました。こどもたちもちょっとおっかなびっくりな手つきで腸にさわりひき肉が出てくるところを形づくっていました。
 
 そして、ここでまた考えさせられたことがあります。
 それは、ソーセージの原材料に皮の材料を記する義務はないということでした。皮は包材とのことで、食品原材料に加えられていないのです。最近は、人工の皮もあるので、見分けはつきますか?と講師の方に尋ねると、素人には分からないでしょう、とのこと。また、パリッ、パリッといった食感で人気のソーセージも腸を薬品によって薄くしてパリッという感じを出しているので、安全かどうか考えて欲しいとのこと。なるべく伝統的な製法にこだわるということは大切ではないでしょうか。そして、そうなると食品は高くなるのですが、食べ過ぎることもしなくなり、健康的にもよいのではないか、と考えてしまいます。

 食品を消費者のためのものにするためにも、できることはたくさんあるようです。

(なお、講師のお話は、子どもたちにはちょっと難しくて、お話には飽きてしまった子どもたちもいましたが、食育ということで、こうしたことも教育に取り入れて欲しいものです。大手メーカーの意見が反映されないようにしなくてはなりませんけどね...。)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Aug 1, 2007 10:44:50 AM
コメント(0) | コメントを書く
[生活] カテゴリの最新記事


お気に入りブログ

遊人学舎 ゆうゆうきかくさん
ちゅにむはなにむ~… ちゅにむはなにむさん
Masaya's Diary masaya-samaさん
内山のワクワク♪見つ… ユっぴー・コスモスさん
いろいろ【まっち】… 【まっち】さん
幻泉館日録@楽天 幻泉館 主人さん
ペコの部屋 peko1975さん

バックナンバー

・Nov , 2024
・Oct , 2024
・Sep , 2024
・Aug , 2024
・Jul , 2024

カテゴリ

日記/記事の投稿


© Rakuten Group, Inc.
X