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テーマ:今日聴いた音楽(75621)
カテゴリ:音楽
先日、ラジオから和幸の音楽が流れているのを耳にしました。「和幸」とはカズコウと読むらしいですが、The Alfeeのメンバーでフォークマニアの坂崎幸之助と、フォーク・クルセーダーズに始まりサディスティック・ミカ・バンドなどでもリーダーとして活躍したギタリスト・音楽プロデューサーの加藤和彦とが結成したバンド。
ラジオは、そのニュー・アルバム「和幸・ゴールデン・ヒッツ」の紹介でした。ご本人たちも出演し、その音楽に対しての思い入れをたっぷり語っていました。自分たちが影響を受けた音楽へのリスペクトをこめて、60年代、70年代の曲の感じで新曲を生み出したということでした。レコーディング技術が今ほど発達していなかった時代の曲の感じをも再現しようとしたもので、本当にマニアックなつくりとなっているようです。 流れた曲の中でも、ビートルズ風のサージェントペッパーズのサイケ的コラージュ的な音を、8トラぐらいでとったということも語っていたかと思います。本当に、あの時代にやっていれば「おお!」って感じで、これが英語の歌詞だったらビートルズの新曲?!なんて感じもするものでした。 ただ、聞いた後は、残念ながらそれで...って感じもありました。企画としては面白いし、かつてNHKの虫まるQって番組で、それこそ60年代、70年代のだれそれ風の曲が展開されていたことを思い出しますが、パロディーとしては笑えたり、ニヤリとするものの、買って聞くほどかな、なんて思ってしまいます(だったら書くなってことかもしれませんが、それでも、捨てがたい思いが沸き起こってしまったもので...)。 ただ、作っている本人たちは楽しかっただろうな、ということに思いを馳せます。ああ、あの曲ってこんな風にしてできてたんだ、とか、そういう研究をして作ったということですし、曲を録音している姿を思い浮かべると、結構楽しいかもしれません。 ちなみに、この「和幸」って名前、人の名前のようでもあるし、どこかの小さな飲み屋か食堂の名前のようでもあり、ちょっと受けました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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