牧師の一人遊び

　いや～。あれよあれよという間に連敗を重ね、10連勝の貯蓄を減らすだけでなく、中日にマジックを点されてしまいました。
　まぁ、初心に戻って、タイガースが野球をやっている、ということで楽しむことにします。

　今週は、月曜日は先年亡くなったI牧師の記念会が軽井沢でありました。
　I牧師は、私が牧師になってから知り合った方ですが、そのときは既に引退されていました。平和を守ることに熱心でした。毎月、新聞の声の欄や社説などをコピーしたものとI牧師のコメントが『M通信』として送られてきました。初めてお会いしたときに、「最近の牧師は平和への思いがなくなってますね。福音と平和は切り離せませんよ」と話をされました。
　記念会でも、I牧師の平和に対しての思いの強さや頑固さなどが語られました。お連れ合いも、内心　何度となく「教会でこんなこと話さなきゃいいのに。みんな、嫌がって来なくなるわ。」と思ったとのこと。しかし、「今では、あのとき夫がいったことは本当だった。夫は預言者だった。」と語られていました。
　私は、そのI牧師のお二人の息子さんとお話しする機会を得ました。私と同年代で、同時期に仙台にいた方々でした。一人は、初めてお会いしたのですが、私が出た大学の工学部原子核を卒業された方で、現在、ニュージーランドに住んでいるという方でした。
「ニュージーランドはいいところのようですね」なんていうと
「旅行で訪れてもいいところですが、住むともっと良いところです」と答えられました。ニュージーランドは、反原子力政策をとっているとのこと。オーストラリアで行われた環境サミットのような会議では、温暖化対策で原子力政策を採る国々から非難にあったとのこと。でも原子力に未来はない、といったことを話されていました。
　それからもう一人の方は、実は、学生時代に通っていた聖書研究会で一緒になっていた方でもありました。I牧師からそのことは伺っていたのですが、およそ20年ぶりでお会いし、なんか懐かしい感じがしました。