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テーマ:今日の出来事(292873)
カテゴリ:平和
(15日の日記-1)
8月15日の敗戦を記念し、不戦と平和のために祈るときが千鳥ヶ淵戦没者墓苑で毎年「平和祈祷会」が行われています。昨日、神学校時代の友人たちと会い、久々にその祈祷会に出席することにしました。朝7時からの会で、神学校のゲストハウスを6時15分ごろに出かけました。 今年は敗戦から64年目にあたります。今年の奨励者は、関田寛雄先生でした。かつて戸手教会でお世話になり、また神学校でもお世話になっていた先生でしたので、とてもうれしかったです。 メッセージは主として3つが整理されて語られました。 一つは、核兵器廃絶のことに関して。米国の大統領が史上初めて原爆投下の道義的責任について語ったということは画期的であり、それを支持し祈りたい、ということ。 次に、オバマ大統領が生まれた背景にキング牧師の働きを忘れてはならない、ということ。関田先生自身がキング牧師を応援してファンレターのような気持ちで手紙を送ったところ、思いがけず返事が来たということ。そして、その返事には、「力で敗北しても、道義的に勝利しているのだ」と語られていたとのこと。その感動と、そして、正しいことを行うこと、神の御旨にかなうことを行うことこそ、永遠の命なのだ、と気づかされたとのことでした。非暴力の戦いがキング牧師が倒れた後も、アメリカの社会を変革し、神の計画を推し進めているのであり、キング牧師の命は、神の国の実現の中にまさに生きているといえるのだと感じさせられました。 最後に、東アジアの平和、特に現在の北朝鮮のことに触れて述べられました。北朝鮮が追い詰められていく状況は、ちょうどアメリカ、イギリス、カナダ、オランダに追い詰められて太平洋戦争へと突き進んだ日本の状況に似ているのではないか、とのこと。2002年の日朝平壌宣言を原点として、平和を構築する責務を日本が負っている、というお話でした。 聖書箇所は、第二コリント4章の土の器の箇所が取り上げられ、イエスの死を帯びた土の器である限り、イエスの命をも表すものとしてあることをキング牧師の生き方とつながるものとして考えさせられました。 また、会場には、懐かしい方々や久しぶりにお会いする方々もいて、うれしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 18, 2009 04:06:33 PM
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