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テーマ:今日の出来事(292850)
カテゴリ:聖書
水曜日は、定例の祈り会が午前10時からあります。 祈りに導かれるために、聖書を学び、そのあと教会にとって、個人にとっての課題を祈っていきますが、聖書の学びでは、コリントの信徒への手紙を学んでいますが、結構フリーに話を進めていきます。コリントの信徒への手紙を読むと、教会というのは、最初からいろいろあったんだなぁ、ということを感じます。具体的な問題も想像がつくものと、関係者でなければ、まったくわからないようなこともあります。 党派と組んだり、パウロは使徒ではないなどと言ってみたり、律法を守らねばという人もいれば、キリストは肉体を伴っていなかった、という人もいたみたいです。知識がある人、ない人を分け隔ててしまったり、父親の妻と関係していたというような人もいたのですから、驚きかもしれません。 でも、そうした中で、今のように交通の便もなく、また電話やインターネットや郵便事業などがないところで、心をこめて手紙を書き送ったということだけでも、すごいことだなぁと思わせられるのです。異なる立場があるのは当然として、しかし根気よく粘り強く相手と対話するということが必要なのだということが全体として語られていることを伺えます。 今日は、コリントの信徒への手紙二の1章23節~2章11節を読みました。 パウロが「わたしたちは、あなたがたの信仰を支配するつもりはなく、むしろ、あなたがたの喜びのために協力する者です」(24節)という言葉が響きました。「協力する者」とは、一緒に働く者であり、「共働者」といってもよいでしょう。また、教会を乱す人に対しても、「その人が悲しみに打ちのめされてしまわないように、赦して、力づけるべきです。ぜひともその人を愛するようにしてください」(7・8節)の言葉も考えさせられます。支配―被支配の関係ではない関係を大切にしたいものです。
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