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カテゴリ:生活
買い物難民なんて言葉がある。
大手のスーパーなどが経営難や経営を見直すためにある地域から撤退してしまったため、食料品を含む生活必需品を購入するところがなくなってしまった人々のことである。 私の住む開智という地域においても、かつてアップルランドというスーパーがあったが、私が松本に引っ越してから間もなく閉店してしまい、今はすっかり住宅地に変わってしまった。ちょっとした買い物ができなくなり、教会でも必要なものがすぐに買うことができないという不便を感じている方もいる。ただ便が悪くなるというだけなら、しょうがないで済むが、生き死にに関わる人も高齢者の中にはいるだろうから、企業は地域の状況を把握してほしいと願うのだが、最近、また一つ大きな店舗が消えるという話を耳にし、また新聞記事で知った。 わたしの住むところからは離れているが、それでも自転車で10分ぐらいのところである。食料品などのスーパーではないが、 ホームセンターである。隣にはスーパーがあり、レンタルCD屋・本屋がある。教会で使用している紙類、事務用品などはたいていそこで買っている。ところが2月13日に閉店となるとのこと。いつ行っても人がたくさんいるので経営難というのではなく、地主との契約が折り合いがつかなかったということらしい。地主といっても不動産会社なのだが、いったい何を考えているのだろうか、と思わせられている。もしかすると、そのホームセンターに貸すよりも、もっとうまい話がある、ということなのだろうか。 新聞のコメントを見ると、いままで車などに頼らずに買い物ができていたのに、とても残念だ、というコメントがいくつか寄せられている。 建物も古いためそれを壊して、別な施設を考えているのか、マンションとかだとそのへんの人たちが困るだろうな、という感じがするし、私も紙類や事務用品はどうしようかなぁと考える(A4の用紙などその辺で一番安かったから)。 人々に不安を抱かせて、別な儲け話に乗ろうとする不動産業者だとすると、がっかりである。 ただ、別な見方をすれば、まだまだ自転車や歩いて行ける場所に小さな文房具屋は近くにいくつかあるし、安さだけみて大型店に頼るな、というしるしなのかもしれない、と考えても見る。
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