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Jan 30, 2011
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カテゴリ:平和

 松本市において、路上生活者を余儀なくされている人がこの冬においてもいるらしい、というところから、ボランティアグループが2010年末から 2011年始にかけて、野宿者の保護をしてきました。わたしは直接関わらなかったので申し訳なかったのですが、その報告会があるというので行ってきまし た。

 生存を支える会(仮)と反貧困セーフティネットが協力して行いました。

 住む家がない方々をパトロールによって発見し、本人の意思があれば、屋根のあるところに保護するということをしてきました。今回は、松本と塩尻、安曇野において6組7名と出会ったという事でした。

  報告会で印象的だったのは、「生存を支える会(仮)」代表の八木さんが、「世の中では、野宿者のいない町を目指しているところが何カ所かあるが、わたした ちが目指すのは、安心して野宿できる町だ」と言われていたことでした。それを聞いて思い出したのが、川崎にいたときのことです。今は、もうそんなこともで きなくなってしまったようですが、わたしがいた10年前は、川崎駅のコンコースやバス停留所では、駅ビルが閉まるころから、野宿者が寝床をふとんや段ボー ルでつくって休んでいました。駅の改札をおりると、ずらっと布団を敷いた人たちが寝ている様子は圧巻とまでいえるものでしたし、そうして屋根のあるところ に寝ることが許される社会というのは、悪くないんではないかなと思いました。

 当時、一緒にパトロールしていた人の一人が、「野宿している人というのは人の足音がとても気になるものだ。だから、足音が自分に危害を加えるものではないと知るなら、とても安心する」と言われていたことも思い出しました。

 野宿者やホームレスを毛嫌いせず、そういう人も受け入れ、なおその生活からの脱出方法も提供できるような社会だったらいいと感じました。

  交流会では、前年、相談のあったインド人の方が安曇野に開いたお店のカレーがふるまわれました。スパイスがきいていましたが、辛くなく口当たりもよいおい しいカレーでした。わたしはまだそのお店には行っていませんが、話によれば、もうちょっと値段をあげてもいいのでは、とおもうぐらい安い値段とのことで す。

 こちらのほうに、そのお店の紹介記事がありました。

 北インド亭U.P というお店です。 こちらにも記事があります。

 今度機会があれば行ってみたいものです。

 

 

 






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最終更新日  Feb 1, 2011 10:03:06 PM
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