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2006.03.03
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カテゴリ:流通業界情報
ウェブを利用した流通業のオンライン・セミナーに参加しています。
参加者は通常20から30人程度なのですが、今日のセミナーは100人と盛況でした。
今日のテーマは「貨物輸送トレーラーの有効利用」ということで、トレーラーのスペースを有効利用するためのノウハウとそれを自動的に行うためのシステムの説明が主なものでした。

アメリカの流通は未だこのレベルなのか?というのが、正直な感想です。
運ぶ側からの発想で「どうすれば効率的にトレーラーを使えるか?」が問題の中心になっているようです。
日本では、既に荷主(荷物を受け取る側)の発言力が強くなり、「荷主の要求にどのように応えるか?」から発想した積載の検討が中心になっています。
荷主の要求は次々と変化し、流通サイドからは対応が益々難しくなってきています。
例えばスーパー・マーケットでは陳列棚の配列順に積載するとか荷物をカテゴリー別に纏めるなどの要求です。
今まで、これらの要求に対応するために多くの人手をかけて人海算術を試みてきましたが、一日に3回から4回小まめに配送することが要求されてくると、人海戦術の限界となりシステム化対応が必須となります。
日本の流通業界では、この対応が出来るかどうかが流通業界で生き残れるかどうかを決める鍵となりつつあります。
アメリカは、未だここまでの競争が行われていないのが現状と思われます。

サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)などアメリカ発の言葉が日本に輸入され、いかにもアメリカの流通が進んでいるように誤解されているように感じます。
日本の製造業が世界の製造業となったように、日本の流通業ノウハウが世界の流通業を牛耳る日が来るのもそう遠くない気がするのですが、皆さんは如何お考えですか?





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最終更新日  2006.03.10 04:46:44
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