カテゴリ:中小企業経営
京セラの創設者である稲盛和夫氏の主宰されている経営塾(盛和塾)で勉強をしている一人です。
稲盛和夫氏は、今の日本に忘れ去られてしまった「人間としてどう生きるべきか」という大切なことに正面から向き合う事で、心を高め経営を伸ばす事を説かれています。 今までに行われた多くの講演のビデオ見せていただく度に、新しい事に気づかせて頂いています。 昨日見せて頂いたビデオの中に次のような下りがありました。 福沢諭吉が講演で語った一節に、「思想の深遠なる哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加わるに小俗史の才をもってし、さらにこれに加うるに土百姓の身体をもってして、初めて実業社会の大人たるべし」、というのがあります。哲学者のような深い思考、武士のような清廉な心、小役人が持ち合わせるぐらいの才知、お百姓のような頑健な体。これらが揃って初めて、社会に役立つ「大人」たることができるというのです。 今更ながら実業社会の大人たることの難しさを感じる社長暦3年目の私ですが、目指すものを示していただいているように思います。 感謝して精進する毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.10 04:49:47
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