カテゴリ:流通業界情報
あるお客様の棚卸をお手伝いしています。1万坪以上もある倉庫の在庫を全て確認することは容易な事ではありませんが、大事なことです。
棚卸とか在庫管理という言葉について語ると、人によって色々と表現が違ってきます。「在庫管理さえしっかり出来れば、倉庫の管理は全て旨く行く」と言う人もいますし、「入出庫さえしっかりしていれば、在庫は自然と正確になるので、在庫管理などに神経を払うことなく、入出庫管理を行うべき」という方もいらっしゃいます。私は視点が違うだけで、どちらも正しいと思っています。
監査の観点からは帳簿上の在庫と現在庫の差異について大きな関心が払われますが、オペレーション上では移動した物量に対しての差異に注意を払わないと間違った判断をしてしまう恐れがあるので注意しなければなりません。
倉庫の棚卸をお手伝いしながら、自分自身の棚卸もする時期だと思い出しました。私は少なくとも一年に一度(取り敢えず履歴書を出す予定はない時でも)Resume(履歴書)のアップデートをしながら、自分の棚卸をしています。
自分の棚卸の際に重要なのは、現在庫と同時に未だ荷物のないっていない棚をはっきりと認識する事だと思います。まずどのような棚が不足しているのか、そしてそれをどのようにして埋めていくのか? 色々と考えなければなりません。
今週末、私はお客様の棚卸で忙しいのですが、お暇な方はご自分の棚卸をしてみるのも良いかも知れません。
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