テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の土曜日、幼稚園の行事もこれが最後・・・。 幼稚園近くの文化会館で「生活発表会」が行われました。 退院して間もない凪人は、残念ながら皆と一緒に出ることが出来ません。 本人も、作ってもらった衣装を着て皆と劇に出たい!! 年長さんだけが叩く事の出来る、幼稚園の伝統「桶狭間出陣太鼓」も、凪人のクラスが発表の順番だったので、懸命に練習してきた成果を見せたい!! ・・・と、本人もとても残念で仕方ない様子・・・。 それでも、集合場所に一緒に出かけ、大地とクラスのお友達みんなに「がんばってね!」と声をかける凪人。 すると、クラスのお友達が口々に「凪の分も頑張ってくる!!」「三十三人みんなの気持ちは一つだよ!」「凪が隣にいると思って頑張ってくるね!」と沢山声をかけてくれました。 抱きついて、抱きしめて、握手して・・・・なんて幸せな場面・・。 発表会が始まる前から、母涙が止まりません。 ステキなお友達が沢山出来たんだね~・・・。みんなの優しい気持ちに感激しました。 さて、発表会が始まりトップバッターは2人のクラスの「桶狭間出陣太鼓」で始まります。 凪人が叩く場所がポツンと空いているのを見るととても切なくなりましたが、それでも沢山の仲良しのお友達とそして大地が太鼓を叩く姿! それはそれは勇ましく美しく、それぞれの子供たちの生き生きとしたバチさばきが見事でした。 担任の先生が舞台下の真ん中の席に座り、拍子を取るのですが、クラス全員の気持ちを一つにしたいから先生の隣においで!と、観客席で見学をしていた凪人を隣の席に座らせてくれて、皆からも凪人がはっきりと見えたそう。 なんてステキな心遣い。 ・・・なんでしょう・・・自分の子供が上手に発表できた!なんてことに一喜一憂するのではなくて、クラス全員の温かい気持ちや団結力、そして一人一人を大切にしてくれる先生の優しい包容力に、こんなに素晴らしいクラスで時を過ごすことが出来たのだなぁと感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいでした。 「最後の魔法」という劇も、皆一生懸命それぞれの役割を堂々と演じていました。 大地も、セリフの多いナレーターとおじいさんの二役を頑張ってこなしてました。 女の子のドレス姿だったり、山に住む動物だったり、それぞれに合わせた担任の先生の手作りの衣装もそれはステキでした。三十三人分の衣装や舞台道具も先生一人で頑張って作ってくれるのです。毎年その素晴らしい技術に感激。 そして、プログラムの一番最後は年長さん全員で歌う「またね」の合唱。 先生のご配慮もあって、この最後の歌だけ凪人も舞台に上がって参加させてもらいました。 クラスのお友達が、凪人の登場を飛び上がって喜んでくれました。皆に囲まれて、手を引っ張られて所定の場所へ。「凪、良かったね~!!」「最後は一緒だね!!」と、お友達の喜んでくれる笑顔と、はにかんだ凪の笑顔が沢山交差して、またしても歌を聴く前から大号泣の母でした。 生活発表会が終われば、あと2週間足らずで卒園です。 寂しさも沢山残りますが、それでも今日という素晴らしい一日にこれからもがんばっていかなくっちゃと、元気と温かい気持ちを沢山頂きました。 本当に素晴らしい発表会でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.28 14:11:18
|
|