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本日、日向子は日帰り入院で一日がかりの歯の治療。
何でそんなに掛かるのかというと、全身麻酔をかけるから。 彼女の障害だと部分麻酔が効きにくいケースが多いらしく、もし治療中に痛みから身体が緊張してしまうと、手の打ちようが無く、治療を途中で打ち切る羽目になりかねないという事で、安全を考慮しての処置らしい。 全身麻酔だから大ごとで、すでに土曜日に半日検査。 昨日も日帰り入院で、いろいろとレクチャー&雰囲気慣らし。 今日が手術で、経過によっては明日も日帰り入院。 と、手続き上は3日間の入院になる。(外泊扱い) 先生も、「折角の機会だから徹底的に治療しちゃいますねー」と妙なテンション。 健常の子供なら「歯が痛いよー」と言えば、本人の意思とは関係なくその日のうちに歯医者に連れて行かれて、部分麻酔などかけて治療してもらえるのかと思う。 日向子が歯が痛いと言い出したのが2月のはじめで、身体障害児の治療になれている歯科の診察を受けるのに何日か待って、そこで診断されて、はじめに言われた手術日が3/30。対応出来る病院が少なく、予約で一杯と言うことらしい。 冗談じゃ無い!すでに痛い歯を放置して、二ヶ月近く我慢させるなんて人道的見地から見てもおかしいんじゃねぇの?!そんなことしたら性格が変っちまうよ。痛み止めも効きにくいんですよね―とかお気楽に言ってんじゃねぇよ!ふざけんな! と、内心思ったけど、「痛がってるから何とかして」と歯科にはお願いして、人づてに別ルート探したり、部分麻酔での施術が可能かセカンドオピニオンを付けようか、などとじたばたしてるうちに、はじめの歯科でもいろいろ調整してくれて、本日の手術にこぎ着けたというわけ。(僕は話聞いてあーだこーだ言っただけで、病院に連れて行ったのも色々折衝したのもすべて嫁。感謝) 所謂普通の、子供の虫歯でこの騒ぎである。 うちは、不便な生活を送っている部分もあるかもしれないが、もう、慣れてしまっていて、普段はあまり特別な事とは感じていなかったけど、今回の虫歯や年末の体調不良などのように何かあると、日向子の障害のやっかいさを改めて認識せざるを得ない。 いや、障害のやっかいさと言うよりも、社会のインフラの未整備と言うべきかな。 対象者の絶対数が少ないし、症状で対応の仕様も違うから、仕方ない部分もあるのは分かるけどね。 僕自身、街中のバリアフリー化の設計もするけど、以前は(法令で決まっているからそうする)という以上深く考えたこと無かったし。 「これで痛みともおさらばで、何でも美味しく食べられるようになるんだから、よかったじゃんか。」と日向子に言ったら、にこにこしてたから、本人も前向きにとらえていてくれるようだけど、あまり口には出さないけど、微妙に我が儘に振る舞ったり、甘えたりしている所を見ると、不安はあるのだろう。 まあ、まだ7歳だし。 日向子の歯磨きは、基本、僕の担当だ。 (頭掴んで動かないようにして磨くから、結構握力が要る) 思い返せば、結構テキトーな時も有ったかも知れない・・・いや有った。 反省。 これを機に心入替えて、もう少し一生懸命磨かせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/02/23 10:46:10 AM
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