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カラーのチカラでなごみたい

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なごみ〜る

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2006.02.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
日記に書いていいのかどうかだいぶ迷ったのだけど、
だいぶほとぼりもさめたみたいだし(現場地域のです。私らはいまだにショック)、
いつまでも沈んでいられないし、日記の更新をさぼるのもよくないので、
思い切って、このシャレにならない話を書くことにしました。





今年の初め、マンションがもうすぐ完成、という時に驚きの知らせがありました。
マンション敷地内で人が死んでいた、と。


まだ工事中で囲いがしてあったのをわざわざ登って進入したとのことで、
遺体が見つかった周辺施設は全面的に改装、お祓いも済ませたとのこと。


高層マンションで、周辺にまで渡っての改装とお祓いが必要な出来事と言えば
それ以上言わなくてもだいたいの状況はお察しいただけると思います。
(正直、書くのもおぞましいです。)


この一年、ドライブがてらマンション建設現場をしょっちゅう訪れては、
スタバのコーヒーを片手に工事の様子を眺めながら、
オットと二人でいろいろなプランを練っていました。
安上がりな休日だったけど、とっても楽しかった…。

契約してから1年以上、完成を心待ちにしていたのに、
一気にどん底に突き落とされた気分でした。


とにかく沈んでいる暇もなく、個別説明会や両方の親との家族会議。
(資金援助もしてもらっていたので)


私は当初キャンセルするつもりだったんだけど、
こんな場合でも、自己都合によるキャンセル扱いになって手付金が返ってこないとのこと。
で、いろいろ相談の結果キャンセルしないことになりました。


100万円位だったら絶対、何が何でもキャンセルしてたけど、
300万円は私の一存でパアにするにはあまりにも金額が大きすぎました。


「住んでる内に愛着がわいて来て忘れるよ」と言われたけど、
時がたち、内覧会や再内覧会、採寸とかのための個別見学会など、
実際にマンションに出入りする機会が増えてくればくるほど、
「私はこのマンションを好きになることができるだろうか」
という不安がどんどん大きくなってきました。


そして一番納得いかないのが、私達買い手と今回の騒ぎの張本人の扱いの違い。
当初「敷地内で死亡事故があって警察が事故処理中」の繰り返しで、
すべてのことが非公開だったのです。


根気よく自己主張してくれた人たちのお陰で、
最終的に事件の全容が正式に広報されたんだけど、
当初は私が詳しく聞こうと電話した時も「個人情報に配慮して…」って
何にも教えてくれなかったんですよ。


デベロッパーさんには何の責任もありません。
電話や文書、個別説明会で精一杯のフォローをしてくれました。


でもね…。故人の個人情報の権利?(シャレじゃないです(笑))
多くの家族の希望と夢を壊した人の権利?
それって、何千万ものローンを抱えることになる私らよりも優先されるものなの?


まぁ結局、今回のことでは泣き寝入りとなりましたが、
なかなか出来ない経験をすることができました。(こう思えるまで立ち直りました。)
私達は、マンションを買う以上、住民が自ら命を絶ったり
何かの事件に巻き込まれることもあるかもしれない、とは覚悟していましたが、
まだ完成していないマンションに勝手に入り込んで、
大切なマイホームを傷物にする自分勝手な人がいるとは…。


でも、ネットでいろいろ調べてみたら、こういうシチュエーション、
めずらしいことでもないみたいです。
(参考:売却時の影響について)


思えば、今回マイホーム(マンション)を持つに当たっては、
いつもは優しい父が当初、強行に反対していました。
理由は「マンションは値下がりが激しく、将来的に「資産」にはなりえないこと」、
そして「周辺住民との共有財産をもつことで生じる様々なリスク」。


年長者のいうことには耳を傾けるべきですね。
父は、今回の全ての処理を私達がするのを静観してくれています。
「それ見たことか」などと言われないことが逆に辛いです。


でも沈んで立ち止まってボーッと考え込んでばっかりもいられない。
毎日の私達家族の生活も大切にしなければ…。


よ~し!
この経験をゼッタイ無駄にはしないぞ!
ゼッタイ幸せなマイホームにしてみせるんだいっ!!
がんばるぞっ!(←急にハイテンション(笑))


こんな暗い話、最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。





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Last updated  2006.02.27 18:06:28
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