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カテゴリ:物・モノ・もの
久々にヴィンテージ文具を紹介
と思ったら 先日、製図用具を紹介してましたね(笑) 今回はもうちょっと一般的なモノ ぢつは今までも撮影小物として 登場したりする(笑) こんな箱に入ってて 開ける~ Conway Stewart(コンウェイ・スチュワート) 1905年にロンドンで創業した筆記具メーカー 万年筆に固執しすぎて70年代に一度倒産 現オーナーが4年も掛けて 当時の技術者や資料を集めまくり 98年に見事復活させた 現在は限定モデルばかり出してるみたい(笑) Floral Roseっていうボディにエナメルで バラを描いたモデルが凄くキレイだけど 14,000ポンドって・・・ もうなんの値段だよ(爆) ※Floral 22というモデルの限定復刻 黒のペン(エボナイト)が主流だった当時 カラフルなモデルを登場させ 一躍人気メーカーになる その元になったのがカゼインという 牛乳から作られる自然素材 当時使われていたベークライト、エボナイトのような素材と違い 素材自体が薄色で均一なため パールの粉末やマグネシウム、顔料などで 様々な色を作る事ができた と、良い事だらけのようだけど(笑) なにしろ天然素材のため 半年以上加圧して凝固させ (ペンのボディで2cm成長させるのに 10ヶ月ぐらいかかるらしい) 1年以上かけて乾燥させるという ペンになるのに2年以上かかる代物 とはいえ 小さなキズぐらいなら 自然に伸縮し、キレイに戻してしまう 何とも魅力的な素材 ボタンなどにも使われてるようです と、ここまでカゼインの紹介をしておきながら うちのはカゼインモデルではなく(爆) Conway Stewart no.84(万年筆) Conway Stewart no.26(ペンシル) 1952~63頃まで製造されていたセルロイドモデル でも、セルロイドだけあって透明感のある発色がキレイ モデルno.84 万年筆 Marbled rose / gold veins と呼ぶカラーで 深紅のマーブルに葉脈状のゴールドが入る ペン先は14金 インクの吸引機構はレバーフィリングという このようにレバーを立てて中のゴムチューブを潰し レバーを戻す事でインクを吸い込む こっちはモデルno.26のメカニカル・ペンシル 回転繰出し型 (ねじると芯が出てくる方式) 芯は1.18mm no.84とセットのシリーズなのでカラーや仕様は同じ なんで回転繰出し型が少なくなったのかは 電話中にメモを取ろうとして気付く 片手で芯が出せないもん(笑) なんと楽天で探してみたら 同じ万年筆を扱ってるお店を発見! ほぉ!ヴィンテージ万年筆専門店なんてのが 楽天にできるとはちょっと驚き(笑) けっこうするもんだ そういや、最近ユーロボックス行ってないなぁ 今度、顔出してこようっと Conway Stewart http://www.conwaystewart.com/ nagoo 本館 http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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