麺屋 幸光坂
地下鉄鶴舞線3番出口から北へ徒歩1から2分程のビルの1階にある、麺屋幸光坂に行ってきました。店舗前から3番出口方向の眺め麺屋幸光坂はコンビニとJR中央線の間にあるビルの一階に店舗を構えます。外観は小さな暖簾と左にメニューが置かれ、至ってシンプル、ちょっとした寿司屋か割烹の様な佇まい。店内は所謂ラーメン屋の雰囲気とは違い、和モダンを意識した女性受けする内装。おやじが大好きな壁は油こての狭いラーメン屋とはかけ離れた、今どきのラーメン屋。名駅の新幹線ガード下にある麺屋獅子丸で食べた伊勢エビラーメン、そのお店と同系列の半蔵グループのラーメン店。旅行からの帰り道、晩御飯代わりのラーメンです。まずは、ビールと摘み代わりにぜいたく盛りを注文。贅沢盛りは豚の角煮・煮卵・ローストビーフ・野菜の添え物・カキフライとビールのお供に最適。お疲れ様の乾杯の後からラーメンをオーダー。おやじは「アゴと貝出汁の醤油そば」税別880円、かみさんは20食限定の「三河赤鶏と魚介の濃厚つけ麺」税別1,100円。おやじは魚介系出汁は大好物、かみさんはアゴだしは好んでは食べない。待つことしばし、アゴと貝出汁の醤油そばが到着。三種(鴨肉、鶏むね肉、豚肩ロース)チャーシューと幸と焼かれた四角い物体は湯葉、彩りに三つ葉が添えられ京風の外観。麺は北海道産の小麦で打たれた、やや細めの拘り麺、純粋ろ過フィルターから作られた純水を用いた水を使用しているそうな。細麺ながらアゴのスープとよく絡み、ほんのりと鼻に海の風味が抜けてくる。三種のチャーシューも個性があり、なかなかおいしい。スープは飲むなと良くかみさんに云われるが、醤油ベースの魚介スープは見た目ほど辛くはなく、美味しく飲める。かみさんが頼んだ三河赤鶏と魚介の濃厚つけ麺ぐつぐつと煮えたぎる濃厚なつけ麺ダレはチーズフォンデュに通じるもの、麺は小麦の粒子が見えまるで蕎麦。味はかみさん曰く好まないはずの魚介系でありながら、それを感じさせない濃厚な鳥の風味で「美味しい」との評価。店内は昨年できたばかりで明るく、客席の間隔も結構広く確保され綺麗な店内、カウンター席はちょっとした寿司屋の雰囲気があり、外観同様ラーメン屋の印象はない。がさつなおやじが気軽にラーメンするには、お店もラーメンも綺麗すぎるくらいに女性向けのおいしいお店。お店の狙いなのかも知れないけれど、初めて訪れる際に外から中の様子がみえないのは、若干敷居の高さみたいなものが残るけれど、店内も接客にしても「心して食べよ」というお店ではない事を書き加えておこう。総合評価は5点満点で3.5点。美味しいお店だ。麺屋 幸光坂住所 / 名古屋市中区千代田5-22-18営業時間 / 11:00~14:30、17:30~22:00定休日 / 火曜日