車も冬支度
年末年始にかけて「大雪が降るぞ!」随分前から長期予報で警鐘を鳴らしています冬の準備はできてますか?我家の車も冬支度しなければと思いながら手付かずだった昨日ようやく二台の車を冬タイヤへ、弱っていた軽自動車のバッテリーも衣替え。タイヤ交換は毎年恒例だけど、一年中冬タイヤのままにしていたおやじの車、今年夏タイヤに戻していたのを思い出し2台一度に冬タイヤへ履き替えた。バッテリーは馴染みの店で車検の際、データを基に交換を勧められていたけれど、価格が折り合わず後日Webで購入しDIYで交換、古いバッテリーの処理はお店の厚意でお願いする事で車検を終えていた。BOSCH【ボッシュ】ハイテックプレミアムバッテリー HTP-K-42R/60B19R到着したバッテリー、購入価格は7,600円。処理はお願いする予定でいたけれど、バックアップ用のバッテリーもないので自宅で保管する事とした。保管・管理しておくと、今回の様にバッテリー交換の際に、繋いだまま交換できアクセサリー類やちょっとしたデータ(累計節約燃料、アイドリング停止累計だとか)が残るので時計等後で再セットの必要がない。外観は新品なのでピカピカ。説明書も付いているので心配な方はこれに従って交換すれば問題なく交換できるはず。42RのRは写真の様に見て右側に+があるバッテリー、車種によってこれが左にくるLがあり、個人で購入し「やって見よ」と思われる方はLかRを良く確認し発注しないと、オークションに出すことになるやも。我家の軽の場合はR。昔の車(何年前の事じゃい!)は間違えても何とかケーブルが届いたものですが、近頃の車のケーブルにそうした余裕はありません。ボンネットを開けると地面が見えたあの時代に比べ、軽とはいえエンジンルームに一杯物が詰め込まれ地面など見えやしない。使う工具はスパナがあれば事足ります、先端に10と書かれたものを使います。【ケーブル端子取り外し】必ず-(マイナス)側から外します取り外しは左の写真の-(マイナス)側から、ナットを緩めて金具を上に持ち上げれば簡単に取り外せます。緩める場合は左回せば緩みます。次に右の写真の+(プラス)側の赤いカバーをめくり同様に取り外し、バックアップ電源を繋いでいる場合、金具は簡易の絶縁効果が期待できるタオルか軍手で金属(車体)に触れないようにして、交換の邪魔にならない所に置いておきます。【本体取り外し】バッテリーを車体に固定するための取り付け金具を緩めて、取り外します。これも10と書かれたスパナでナットは緩めれます。金具の下側はフック状になっていて、先端が車体と食い込み固定されているだけです。ナットは緩めるだけで、外す必要はありません。金具を外せば交換できるようになります。バッテリーは見た目の大きさに対し重いので、特に配送業者から手渡される際は重いものを持つ意識がないと「結構重いぞ!」という事になります。因みに10㌔程で米一袋の重さ。米一袋を取り外し、新旧比較、やがて左のようになる。バッテリーはタイヤと同じ消耗品、車に10年乘るとして5回は交換することになります。今回はBOSCH製を選択しましたが、今どきのバッテリーは握り手が付いているのでハンドリングはとてもいい。元通りに米一袋をセットすれば復旧です、順番は【取り付け金具】➡【+(プラス)側】➡【-(マイナス)側】この順番で元に戻せは交換は終わりです。 必ず【+(プラス)側】から取り付けます。交換完了。今回はバックアップ電源を繋いでいないので時計やらラジオやらの再セットをします。バッテリー交換時間はゆっくりやって30分程です。タイヤ交換は2台で1.5時間程でしたか、これで冬の準備は出来た、雪を待つばかりだ。ここからは余談バッテリー交換は割高な料金を取りながらバックアップも取らず交換するデイーラーがあるので、交換後はこうしたメモリーを見ればそのデイーラーの素性が分かります。我家の軽が正にそれ、納車後1週間でエンジン始動不能(原因の究明、部品交換もなく)から始まり、初期トラブルが連続する「遊べる軽」のはずでしたが「問題児」そのもの。バッテリー交換に出せばメモリーをセットする繰り返し、今はそのデイーラーと付き合いはしていません。そもそも二度とこのメーカーを選ぶ事はないでしょう。今この問題児にはメーカーからリコールの案内が届いているけれど、それとて馴染みの町工場で代えてもらおうと思っています。ユーザーの?こうした声と症状はデイーラーもデータとして持っています、それらが集まってリコールにも繋がります。おかしいな事象や前兆は言葉では意思疎通がとれないもので、再現性もなかったりします。写真や動画に残し相談すると意外に問題個所の特定と対応は早いようです。ところで古いバッテリーは一般廃棄物で廃棄は出来ませんのでご注意を。引き取りを依頼する場合は1,500円前後が相場の様ですが、バッテリー内部の鉛は再資源化されます、専門業者だと㌔いくらかで買い取ってもらえるようです。また、バッテリーの中の液体は希硫酸なので要注意です。その昔、我が社の安全教育でバッテリーの中の液体は?と尋ねたところ、「蒸留水です」の回答が多かった事を思い出します。これは無知なのではなく、馴染みがないだけ、馴染みがない方は意外な認識を持っているものだと再認識させられたものです。