無印良品津南キャンプ場を拠点に清津峡と越後一宮を訪れる 1『無印良品津南キャンプ場』
7月18~20日にかけて、無印良品津南キャンプ場を拠点にして清津峡と越後一宮を訪れてきました。トピックスを三回に分けて掲載します。今回は津南キャンプ場。ずっと天候が安定せず、混みあう夏休みを前にして最後のチャンス。半ば雨に降られるのは覚悟して出かけてきました。名古屋から6:30に高速を乗り継ぎ、リニューアル工事の対面通行区間を経ながら岡谷まで順調に辿り着きましたが、岡谷から長野自動車道への分岐が現在工事中で名古屋方面・東京方面から合流するのに、我先に突っ込むものだから車両の流れが止まり多少渋滞。合流すれば40㌔で流れているので、我先に突っ込んできてブレーキを踏めば渋滞を助長させる。車間をとって交互に合流させてやれば、40㌔の流れは止まらないはずなのに・・・。名古屋から豊田飯山ICで一般道に降り、国道117号線を北上、休憩2回含め約5時間で「道の駅 花の駅千曲川」到着。スキーで訪れると道沿いは雪の壁が出来、一晩で車が埋まる、そんな豪雪地帯の印象だった。道路の印象は様変わりし、当時のランドマークだったドライブインは悉く姿を消し、位置や距離が掴めなくなり、ナビがなければ感で走れなくなった。道の駅 花の駅千曲川全景。比較的最近できたようで、飲食店や食品販売もあり施設全体綺麗。モンベルも併設されており、キャンプ用品やクマ除けスプレーなど補充ができるのが嬉しいかも。また、花の駅千曲川の裏側にはAコープもあり、食料品も手に入るでここで全て調達も可能。こちらで地元の酒を買い求め、軽く昼食をとって再出発。キャンプ場は13時がチェックインなので、ここまで来たらキャンプ場までの時間は読めるので、涼しいここで時間調整。道の駅 花の駅千曲川所在地 / 長野県飯山市常盤742513時30分、無印良品津南キャンプ場センターハウス到着。写真はセンターハウス後方のフライ・ルアー専用の池。小さい池ですがほぼ全周フライが振れそうです、魚も飛び跳ねており楽しめるかもしれません。今回は食事のメニューに魚はないので、何も持ってこなかった。ここで受付とレアなアルコールを補充しサイトに向かう。上がサイトマップ。難あり物件は赤丸部分、EサイトCサイトの上の道路沿いに沢が流れているので土砂降りは注意が必要で、水平な好物件は一部水溜りも見られ、テント設営は考えないと水浸しになるやも。また、C・Dサイトは山の斜面からの風が吹き抜けるのでタープの高さは状況に応じ変えないといけない。無印のキャンプ場は以前は会員しか利用できず、キャンプマナーも良く、年に何回か無料のイベントが行われたり、サイト・サニタリー棟の管理が良く、息子達が付き合ってくれたころはよく訪れました。嬬恋と南乗鞍とここ津南の三か所があり、こちらに訪れるのははじめて。その後、利用制限がなくなり、予約システムやサイト別の料金体系の導入により多少魅力に欠ける。サイトは主に傾斜のあるなしで、4,000~6,000円の料金体系、まるで不動産物件。サイトD9の口コミでは「クセあり、傾斜に不満」の口コミが多かったが敢えてD9を予約、料金は2,500円。傾斜が強い、クセありの判断基準が良く分からないので、怖いもの見たさで敢えて選んでみたが、水平と比較すれば傾斜はあるが、全く問題ない。この広いサイトを自由に使える。サイトは直火禁止、周囲に草が多いので焚火の管理が問われます。サイトの三方は、子供の背丈ほどのススキが垣根の様に残され、視線は気にならない反面、小さな子供は目を離すと見失いかねません、その昔、南乗鞍で子供が迷い大騒ぎになった事例もあります。サイトから徒歩1分程度にあるサニタリー棟と右手のピークが津南キャンプ場のシンボル山伏山。施設は毎日2度清掃され、使用時に思わず引いてしまうようなこともない。センターハウスの方に熊情報を聞いたところ「30年近くサイトでクマはでていない」とのこと。事前に新潟の情報を調べて来たが、確認されるのは集落のある谷沿いに集中しています。人が多いので目撃される訳で、この三日間全サイト利用者は3組ほど、C・D・Eサイトに我家だけ。目は4つしかない、いない訳がなかろう、寝る時は食材やごみは車に入れておいた方がいいでしょう。全て設営完了。黒い雲が湧きひょっとすると降られるかもしれない、タープもあるが結局張らなかった。サイトの傾斜は車の傾き方から判断してください、傾斜があるので大降りしても水浸しになることはないだろう。個人的にこのサイトは穴場だと思います、口コミは信頼できない。とはいえニーズが増えれば物件価格も跳ね上がるので、表向きはお勧めしません。漸くキャンプデビュー。なかなか育てるには時間がかかりそう。一息入れて広大なキャンプ場を散策、こうしたエコハウスもある。車道沿いには見事な山ぶどう、乗鞍ではこれを収穫しワインを作る教室も開かれていました。ひと回りを終えサイトに戻る。南乗鞍の標高1600㍍と比較すると、津南の標高は903㍍と低いので風が通ればそこそこ涼しいが、爽やかさという点では南乗鞍と比較にならない、暑くて湿度が高い。これ、センターハウスで販売していた「未来のレモンサワー」地域限定商品で名古屋は飛ばされ手に入らなかったが、よもや新潟で手に入るとは。味はともかく、蓋を開けるとレモンスライスが浮いているのは「未来」だけのことはある。毎分1000canを越える製造工程で、充填前にこのスライスを確実に入れる技術が気になるところ。甘くなく、後味もスッキリしておりビールよりいいかもしれない。初日の晩御飯。アヒージョとコストコのロールパンを冷凍し、現地で焼くものがメインでカプレーゼを付けた。まだイタリアを引きずっている。パンは寝る前に翌日のフレンチトーストのため漬け込んでおく。メニューはかみさんまかせ、ここはワインを買ってくるべきだったかも。自分は、野沢菜と酒があれば満足なんですが。写真の酒は花の駅千曲川で手に入れた「北光純米スパークリング」、飯山市の酒蔵「角口酒造店」のもので、自然発酵だけで強烈に発泡するので開栓時とても気を遣う。癖もなく爽やかな飲み心地。二日目の早朝。D9サイトから四方の眺め。上段左が北方向、右が東方向、昨晩は台風のような強風に見舞われ、夜中に一度飛び起きて外に出たが雨ではなく、後方の樹々の葉のすれる音が雨音のように聞こえ、あまりの風の強さに、立てただけのタープがなぎ倒される勢いだったのでペグを打ち、ロープで固定した。その間の星空が綺麗だったのが印象に残りました。下段左が南方向、右が西方向。黒い雲が来ると風が強まるが、辛うじて雨はない。手早く朝食を済ませ、二日目の最大のポイント清津峡へ向かいます。キャンプ場から約1時間の移動時間で、なんとか9時前に清津峡駐車場に辿り着きたい。無印良品津南キャンプ場を拠点に清津峡と越後一宮を訪れる 1『無印良品津南キャンプ場』所在地 / 新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石 丙782−5宿泊日 / 2024年7月18~20日