～リ・コネクション～　　☆ナイア・パラダイス ☆　　

全ての人はじぶんが中心で基本となっている。それは、コンパスで描いた
円のように。（コンパスの針の部分が自分の真の中心。真＝芯）
周りに描かれた円は、自分だけの宇宙。それは、自分の芯＝真の部分から
眺めた、作られたもので、そこには自分だけがの考え方や感じ方のみが
存在している。そのことを理解すると物事の見方は自分独特のものである
ことが少しは分かってくると思う。
人はそれぞれ違っている。どの人、たとえ親兄弟、双子であっても違っている。
それは、誰にでも理解できる当たり前のことだ。
ただ、私たちが今存在している3次元は、物質的な要素が余りにも強く
同じものを同じものの見方で誰もが（特に身近で親しい人に対して）見ている
感じているものだと錯覚してしまっている。
同じものであったとしても、同じ物の見方、感じ方など存在しないのに・・・・。
そこで、人々は幻を見る。幻を現実と思い込み自分の物事の見る世界、
感じる世界が正しいのだと思う。（物事には良い、悪い。正しい、間違いも
ないのだけれど）そして、思い込みが強い人になればなるほど、それぞれの人が、
全てにおいて違うのだから、そんなことが出来るはずがないのに自分の宇宙感・
自分の世界へ他の人々を引き込もうとする。
そこで、摩擦・軋轢が起こってくる。
自分の感情を選択できない、選択できるということすら知らない多くの人たちは
、感情の荒波を発生させて自ら飲み込まれてしまう。多くのエネルギーを失い、
疲れ果ててしまう。

私の大好きな、マイケル・ｊ・ローズの「魂の絆」第7章天空の病院を読むとそれが
はっきりと分かる。
亡くなった人にもいろいろな段階があって、その状況を受け入れられない人たちが
入院するくだりで、それぞれの人はそれぞれの好みの病室、看護士、周りの状況を
思い作り出している。

それほどの違いがないにしても、今生きている私たちも変わらないんだと思う。