|
カテゴリ:旅
今の季節のマアミドの砂漠地方は、砂嵐が多いそうだ。
だから、ガイドのヨセフさんは、私たちに「とても運がいい!」と 言った。 私からすると、このモロッコとこの砂漠と何千年も前からまたやって 来ることを約束していて、その約束を果たす為に何千キロもかけて 空を飛んでやって来た私たちに砂嵐なんて!ありえない。 一番素敵な砂漠を歓迎を込めて、きっと見せてくれるはずだと信じ ているのだから・・・。 砂漠の真ん中にテントがポツリそんな所で眠れるなんて!贅沢だ~!! (テントの写真はなしです。撮るってことも浮かばず・・・。) だんだんあたりが暗くなると、それまでの暑さが嘘のように。涼しい 風も吹いてくる。 最初、木星かな?大きな星がぽつんと東南の空に明かりを灯した。 今夜は、新月に近く月がでることは無い。どれほどの星空をお布団 の中で見ることができるのだろう~?わくわくしてくる。 だんだん暗くなるにつれて、星が見えてきたまず北斗七星がはっき り姿を現し、もうあとは、星だらけ!天の川をミルキーウエイと 言うのが分かるほど、小さな星の光が白く連なっている。人工衛星 も流れ星も見ることができた。星が多すぎて星座の知識にも乏しい 私たちにはどの星がどれか?ほとんど分からなかった。これに星の 説明があれば言うことなし!ちょっと望みすぎかな~! 星は、チベットよりもハワイのキラウエアより(キラウエアは星を 見る条件は、そろっているけれど、なにせ3000m以上なもんで寒くて 寒くて!)もきれいに心地よく見えることが出来た。だって、寝床 の中から見上げれば星、星、星。最高! 雪野原に寝転んで見たオーロラも素晴らしかったけれど-40度が 辛かった。 それを思うと暖かい毛布に包まれ、星が見守る中を眠りにつく。 これって最高の贅沢かも! ありがとう!サハラ砂漠よ! 翌朝目覚め早く、朝焼けがとても美しかった! だんだ太陽が顔をだしてくる。朝日の素晴らしさ。 昨夜の星もそうだけど砂漠の朝日に大自然の美しさと雄大さただただ 見とれてしまう。 朝の砂漠には、夜に行動したのか?虫や動物の足跡が残っている。 この厳しい環境の砂漠の中をどんな生き物がどんな風に生きいるのだろ うか?小さな足跡にすごいな~!えらいな~!愛おしさを感じる。 私たちのお世話をしてくれるベルベル人のテントの周りには、どこから 飛んできたのか沢山のカラスが集まっていた。 モロッコに来て初めて見るカラス。カラス好きの私は、ここで出会える だけでとってもうれしい。 昨日のラクダたちは、足を縛られ動かないようにされているものもあった。 遠くから見ていたgさんは、足のないラクダがいると心配そうだった。 近づいてよ~く見てみると、勝手に動かないようにし前足を縛られて いたのだった。 私たちは、昨日のわんちゃんや子猫と遊んで出発を待った。 ヨセフさんと運転手さんは、車の側で眠ったそうだ。もちろん戸外。 写真はチェレステに掲載中・上の猫の写真をクイック!して下さい~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年07月12日 10時10分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[旅] カテゴリの最新記事
|