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ポケットいっぱいの内緒ばなし

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2011年06月16日
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カテゴリ:独り言、つぶやき
ウチの会社には「女子会」のネットワークがあります。

最近できたネットワークなんだけどね。

でもって、そこの主催でタイトルの報告会がありました。

震災直後からウチの会社はちょこちょこ人を派遣していろんなお手伝いをしているのです。
その派遣された「女性」が感じた支援活動のことなどを
終業後に報告会という形で発表されました。

参加者は女性に限らず、ということでしたが
やっぱり「女子会」ネットワーク主催だったのでほとんど女性(40人くらいかな?)
うち男性は二人でした。

震災直後は「女性は危険だから」ということであまり派遣がされなかったのですが
(誰も行かなかったわけではないのです)
行ってみて感じることは、やはり早い段階から女性も行くべきだということ。
被災女性たちのフォローをする支援者がいないのだそうです。

たとえば夜、トイレに行きたくても
電気もない真っ暗な中、女性一人でトイレに(屋外って場所もあるし)行くのは危険です。
付き添いが必要なのですが、男性というワケにもいかず、少ない女性たちがほぼ一晩中
付き添いのために居る状態だったとのこと。
ましてや、介護が必要な女性だと付き添う方も一人では難しいし。

下着や生理用品の配布についても女性にしか言いにくい。
下着が欲しい、となればサイズなども言わなければならないしね。

女性、という面においてはそのあたりがメインのお話でした。

そのほか、食糧は届くけど炭水化物ばかり、という問題。
3食食べられるだけでも良いというのは数日の間だけであり
そう何週間もごはんとパンだけ、という状態は栄養面でも危険だという話。
野菜なんか何も食べられないそうです。
支援に行った人は3食ともカップ麺ということもあったようですが。

また、いろんな人が集まって暮らす避難所にはどうしても「トラブルメーカー」な人が出てきてしまう。
本人はまったく悪気がなく良かれと思っているものの、お節介になったりするし
それも、ふつうならやんわり逃げたり紛らわせることもできるのに
こういう中ではそんなこともできず。



もう10年以上も前ですが、阪神淡路の震災の時と今とでは
被災地のスタンダードが大きく変化していて、これはとても良いこと(震災はないほうが良いけれど)
ということがありました。

「男女別のトイレ」

これが阪神淡路の頃は標準ではなかったそうですね。

これだけでも女性は救われます。(男性はどうなんだろう?)

この話をしてくださった方は、「避難袋」の話もしてくれました。

「被災していても普段の自分でいられるために必要なものはなんですか?」
それを避難袋に入れておいてほしいということでした。
それは家族であったり笑顔であったり優しさであったり。
家族を袋には入れてはおけませんが写真くらいなら入れておけるでしょ?



最後に集まったメンバーでグループワークをしました。
3月11日に感じたことと、やるべきこと。
私は5人ほどのグループで話し合いましたが
感じたことは
「自然にはかなわない」「本当に起きてしまった!」「情報がないんだな」
そんなことです。

そして、こうして「働く女性」である限り、
こういうときには帰れないことを常に念頭にいれておくことが必要だよね、という話になりました。
保育園や学童に子どもは置き去りになってしまうけれど
子どもにも「そういうことになるから」と
腹をくくっておいてもらうことも
働く女性の覚悟なんだと感じました。






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最終更新日  2011年06月21日 21時46分36秒
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