ポケットいっぱいの内緒ばなし

ブログでお友達になったｍさん。

電話でお喋りしちゃった

神様に電話をさせられた、って感じです。
そりゃそうだよね。

３月の震災のあと、私の住む地域はスーパーが品薄となり
いろんなものが入手困難となっていました。

「何か要るものがあったらすぐ言ってね。食糧でもトイレットペーパーでも何でも！」

そんなメールが突然ｍさんから届きました。
震災の４日後のことでした。

ありがたいことです。
本当に何も売っていない状態になって、家の中にあるものがなくなったら
何もないなぁっていう感じの日々。
のんきな私は「そう長くは続かないだろうから大丈夫」
とタカをくくってはいたのですが
こうして助けてくれる人がいてくれると心配は何もいらないのです。

足を向けて眠れないとはこのこと。

それなのに私は何もお礼をしていなくて
そうだお手紙でも書こう、と思いアドレス帳を検索していました。

あれ？住所データが移動してないや・・・
と、以前の携帯から今の携帯に手作業でデータ移行。

と、その作業をしていたら突然電話がだれかを呼び出している音がします。

え？ｍさんち？今触っていたのはその番号。
でも、リダイヤルとかコールバックとかかもしれない
なんて思ってるうちには「もしも～し」って。
えいや！！っとばかりに
「ｍさんですか？」
「はい、そうです」

思ったとおり気さくな女性で、何の脈絡もなく突然
しかもそこそこ遅い時間に電話したにも関わらず
旧知の友達から（まぁ、ネット上では旧知の知り合いだけど）連絡が来たかのように
お喋りをしてくれました。

急な電話なのに怪しむことも、嫌がることもなく
ほんと、いつも電話でお話しているかのように・・・。

神様がね
「手紙なんてモタモタしてないで、さっさと電話でお礼言えよ！！」
って、操作してきたんじゃないかと思ってます。
あれから半年ちょっとが過ぎたことだし
もはやスーパーも「品薄」どころじゃないし。

電話、ドキドキしちゃったけれど、して良かったです。

いろんなことがすっきりしたし。

これとは別にちゃんとお手紙でもお礼を書こうと思います。

ｍさん、おどかしちゃってごめんなさい。