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カテゴリ:母の話
午後になって、あたたかいし天気も良いし
母のところへ出かけました。 バイクで行かれるのももうそろそろおしまいですが、これだけあたたかければね。 午前中はお布団まで干しちゃった。 昨日雨だったのに大丈夫だったかね?ま、今更いいや。 母のところに着いたら、母ともう一人の入所者さんと、介護士のお兄さんの三人で ばば抜き、やってました。 珍しい。。。 ここの施設はあんまり遊んでないって感じだったので。 他のみなさんは午後のおひるねをしていたようで、 もうお一人はテレビを観ていました。 なんか難しい原発の番組を観てらしたのですが。 どうやら本意ではなく、チャンネルの変え方が解らなかっただけで。 「〇〇さんゴメン!!」って、介護士のお兄さんがチャンネルを変えてくれました。 で、横浜国際女子マラソンになったわけです。 そしたらね、彼女、マラソンが途中からだと言って怒っていました。 ステキだなぁ、こういった感覚。 素直だよねぇ、私もそう思うことはあるもんね。 でも、もう過ぎちゃった場面は見れない、ダイジェスト版でないとね。 ところで、母と私も過ぎちゃった場面を観たくなったのでした。 このマラソンで走る街は私が育った場所、母が嫁いできて子育てをし ここに入所するまで暮らしていた街なんです。 きっと元気だったら道路まで出て応援していたことでしょう。 テレビは知った道を写しています。 「あ!寿司屋つぶれた・・・」 なんてね、そんなこと言いながらテレビを観ていました。 スポーツ番組を観るのが大好きな母なので、テレビ観ながらばば抜きしてました。 「私がばばなんだよね」って、どこらへんが正気なのかわからない母ですが。 マラソン終盤に一気にスパートをかけていた1位の選手が ゴールぎりぎりで2位の選手に抜かれてしまい、1着2着は逆転しました。 「スパートが早過ぎだったよねー」って よくトランプしながら観てたよね、母。 1着が入り優勝者が決まると、まだ走っている選手は居るだろうに 表彰式が始まりました。 「まだ走ってる子もいるのに、なんか可哀想ねぇ」と私が言うと 「そんな子たち待ってたら日が暮れて真っ暗になっちゃうよ」とのこと。 トランプしながら、ね。 何かしながら、別のこともして、言いたいこと言ってるのは昔とまったくかわらないのです、面白い。 「じゃ、私も暗くなる前に帰るわね」 と帰ることに。 「送ってけなくてごめんね」って。 今日は結構調子がよかったみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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