久留里線~ローカル線の原点~の旅
JR久留里(くるり)線は、千葉県内房線の木更津から、内陸の上総亀山まで約1時間で結ぶローカル線である。途中の久留里までは田園地帯と住宅地の中を走るが、久留里から先は山の中のような感じの所を走り、終点の上総亀山に至る。上総亀山駅上総亀山から歩いて15分ほどの所に「亀山湖」や「亀山ダム」があり、秋は紅葉の名所としてハイキングスポットとなっている。亀山ダム亀山ダムの途中にある川俣大橋また湖畔には亀山温泉があり、湖を眺めながらの日帰り温泉もある。最近のローカル線といえば、新型のディーゼルカーでのワンマン運転が主流だが、久留里線は国鉄時代からの車両が使われていて、一部は非冷房車で扇風機が首を振りながら動いている。車掌も乗務していて、無人駅では車掌からキップを購入する。また、今では貴重な「タブレット」もあり、上下列車の行き違いがある「横田」駅や「久留里」駅でタブレット交換シーンが見られる。久留里線で使われている車両車両に貼られているシンボルマーク。狸の姿が愛らしい。一昔前は当たり前の光景が、今では懐かしく新鮮な気持ちがしてきた。木更津駅構内に留置している、国鉄色復元車両(左)。実際に走っている所を見たいものだ。 ペンション かめやま園亀山温泉ホテル君津市亀山のホームページ