東日本パスの旅【津軽鉄道編(最終回)】
7月17日の旅五能線木造駅編からの続き五所川原で1泊し、翌日は津軽鉄道に乗車した。五能線の「五」にあたる五所川原駅隣接する津軽鉄道の津軽五所川原駅。かなり年季がある。津軽鉄道は、JR五能線の五所川原から津軽半島を北上し、太宰治の出身地の金木を通り、津軽中里に至る私鉄で、冬はストーブ列車が有名である。五所川原駅での津軽鉄道(左)とJR五能線(右)津軽鉄道では今時珍しい硬券があり、更に鋏を使って改札をしている夏は車両の天井に風鈴が吊され、懐かしい夏の風情が漂う。風鈴には川柳も書かれているとんがり屋根の十川駅津軽鉄道にも女性アテンダントが乗務しているが、津軽訛りのガイドでかなりアットホームだ。東北のバスツアーでも、五所川原から金木まで津軽鉄道に乗車し、金木でバスを待たせて斜陽館などを巡るコースがあるようで、鉄道自体が観光地と化しているみたいだ。洋風の金木駅。ここで降りて斜陽館を目指す人も多い。金木駅から歩いて10分ほどの斜陽館青森県の書道家、相馬呑気氏の独特な字体の駅名標芦野公園付近には桜のトンネルと呼ばれる箇所がある。桜の季節には見事な景色だろう。津軽鉄道の終着「津軽中里駅」かつてはスーパーも併設されたようだが今はやってない地下鉄や路面電車以外では日本最北の私鉄となる津軽中里駅前の花壇桜や風鈴、ストーブと、四季を通じて楽しめる私鉄のようだ。津軽鉄道のページ(音楽が鳴るので要注意)【25%OFF】[DVD] 津軽鉄道 ストーブ列車 津軽五所川原~津軽中里往復民宿と食事処 エンゼル