【小布施・北斎館】ウィークエンドパスの旅
【6月24日の旅】長野電鉄の特急「スノーモンキー」を小布施で降りて、向かった先は、江戸時代の浮世絵師「葛飾北斎」にまつわる展示がある「北斎館」。風情ある町並みを10分ほど歩いた所にそれはある。神奈川・静岡・山梨などあらゆる場所と富士山の組み合わせを描いた「富嶽(ふがく)三十六景」は特に見事だ。その中でも、海の波の動きも、実際の写真のように今にも動きそうに描かれていて、写真などなかった時代に、どうやって波をイメージできたかが不思議だ。しかも、この作品を描いたのが70歳過ぎというのだから驚きだ。他にも、東海道を中心とした滝や橋やなどもシリーズで描き、旅先でこういった絵を描くのもいいなと一瞬考えてしまった葛飾北斎は90歳で、すばらしい作品を残しながらなくなるが、亡くなる間際に、「天が後5年命が与えてくれたら、きっと本物の画家になるだろう」と言って息を引き取ったという。90歳といえば約160年前のこの当時はもちろん、現代でも90歳といえば長生きの分野だろう。にもかかわらず、もっと生きて更に絵の道を極めたいというのは、なんともスゴイ生き方だと感じた。何事も、真剣にその道を歩んでいるときは、その道の長さを実感して、たとえ周りが自分のことを「素晴らしい作品・仕事だ」と言ってくれても自分では納得いかない時があるのではと感じた。北斎が小布施を訪れたのは85歳のときで、その当時はもちろん鉄道や車などないので、その行動力も驚かされる。まさに、旅人の鑑で、何歳になっても行動が出来るのを教えられたようだ。北斎館のページ北斎館の入り口ポストカード【日本・和】 葛飾北斎(KATSUSHIKA HOKUSAI)/富嶽三十六景、凱風快晴 白フチ無し (heart)ポストカード【日本・和】 葛飾北斎(KATSUSHIKA HOKUSAI)/富嶽三十六景、神奈川沖浪裏 白枠付き (pin-UG09)(training)パソコン好きなお友達にプレゼント 壁に掛けても素敵なインテリアになります。日本の風景入りマウスパッド・葛飾北斎 波裏【楽ギフ_のし宛書】【送料無料】 葛飾北斎「冨嶽三十六景」 ちいさな美術館 / 葛飾北斎 【単行本】おぶせの風ユースホステル