羽越線観光列車「海里」
【11月3日】羽越線の新潟~酒田では、それまでの「きらきらうえつ」に代わって新しい観光列車「海里(かいり)」がこの10月より運転されました。きらきらうえつが従来の485系特急電車車両を改造したのに対し、この海里は新造のハイブリッド気動車なので、よりきれいで快適になりました。4両編成で、酒田寄りの1号車がリクライニングシート、2号車が4人用コンパートメントシート、3号車は売店・イベントスペース、そして4号車は旅行商品として販売されている座席で新潟や庄内の食事を楽しめます。夕陽をイメージした塗装の先頭車。乗務員もオリジナルの制服を着用している。酒田では秋田行きの701系普通列車と顔を並べた。中間車両は新雪をイメージした白い外観になっている。1号車のリクライニングシートは普通車ながらグリーン車並みにゆったりしている。運転席の後ろはフリースペースになっていて展望が楽しめる。2号車はコンパートメントシートでグループ旅行に最適。1号車のリクライニングシート同じく普通車の指定席の扱いなので、一人での乗車でもコンパートメントシートで相席になることがある。座面をずらせばフルフラットにもなって、ちょっとしたお座敷気分にもなる。座席は海側にのみあるので、ブルートレインのB寝台のような雰囲気が味わえる。3号車は売店で、飲物や軽食などがあり、スタンプ台も設置されている。3号車はフリースペースだからなのか、定員は0人になっている。売店には鮭の焼き漬けが400円で売っていて、お酒のおつまみにちょうどいい。上り海里では鶴岡で約24分停車する。駅名標もオリジナルのものになっている。羽越線では、あつみ温泉~村上付近では日本海が素晴らしく、多くの岩々が点在する。海がすぐ近くに見える桑川では上りは約30分停車する。(冬季や一部運転日を除く)道の駅も併設されているので、ちょっとした買い物や軽食もとることができる。ちょうど17時頃で日没の時間帯になる。この日は雲が多かったが、うまくいけば夕日など見事なところだ。4号車の旅行商品用車両では、新潟や庄内の料亭・レストランの食事が提供され、いつか乗ってみたいと思った。売店で弁当の販売はないが、海里オフィシャルサイトのガイダンスに従って事前予約することで、特製の弁当が購入できる。サイトで予約して出発までにJR東日本の指定席券売機でバウチャー券を受け取り、海里の売店で弁当と引き換えになる(詳しくは海里のサイト参照^^)新潟発では新潟の「加島屋御膳」(1,800円)、酒田発では庄内の味が詰まった「庄内弁」(2,000円)が販売される。(酒田発の受け取りは鶴岡発車後)ちょっとした料亭気分が味わえる。約3時間半の乗車で終着の新潟に到着。新潟地区の近郊型電車の主流であるE129系電車と顔を合わせる。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村