【三連休東日本・函館パスの旅】五能線リゾートしらかみ・ブナ編成
9月の19日から久々の3連休になり、正直、そろそろ遠くへ出かけたいという思いが出てきた。僕の旅行のスタイルは、基本的に単独旅の中で残念ながら人とあまり話すことはない^^;人ごみは好きでないので、出来るだけ空いているところを狙う。それにプラスして人前ではマスクをつけて咳やくしゃみに気をつける手洗いをこまめにし、ものに触るときときは手のひらの他に、手の甲やひじや腕も使うなどして自分にとっての最大限の感染対策を心がけている。というわけで、JR東日本で一部を除く三連休期間中に発売される「三連休東日本・函館パス」を使って出かけることにした。この切符は、3連休の3日間、JR東日本全線及び北海道の函館や大沼エリアまで行け、更には伊豆急行などの一部の私鉄を使える楽しい切符である。といっても今は派手な行動せずに3日間連続日帰り旅行で楽しんだ。第1日目9月19日は、青森県や秋田県の日本海沿いを走る五能線のリゾート列車「リゾートしらかみブナ編成」に乗ってみた。リゾートしらかみには他に「青池編成」「くまげら編成」があり、青池編成は昨年2019年7月に乗ったことがあり、今回、ブログ仲間の東郷さんの記事を見て、ブナ編成も面白そうだと思い、今回乗車した。東郷さんのリゾートしらかみブナ編成の記事青池編成乗車の記事(2019年7月の旅)自作サイト「乗り鉄お役立ちガイド」でのリゾートしらかみブナ編成の紹介JR東日本秋田支社のページまずは青森方面に向かうので、大宮から東北新幹線に乗車。連休の初日などのシーズン時には大宮始発の臨時はやぶさ71号が出ているので、それに乗車。大宮駅の新幹線ホームは、かつて大宮始発だったなごりか、13~18番線の3面ホームになっている。真ん中の15,16番線はあまり使われないが、このはやぶさ71号は16番線から出発。通常、新青森方面に行くはやぶさは仙台~盛岡がノンストップだが、古川、一ノ関、北上と昭和57年開業時点からあった各駅に停車する。もちろんE5系だが、グランクラスは座席のみの営業でアテンダントによる飲食物のサービスはなく、車内販売自体も行っていない。新青森~青森は乗車券(青春18きっぷ含む)のみで特急の自由席に乗れるが、リゾートしらかみも同区間なら指定席券なしで乗車できる。なので、リゾートしらかみ1号で始発の青森まで向かった。青森からはリゾートしらかみブナ編成で、弘前や五能線経由で秋田までの約5時間の旅が始まる。前面は木の葉をイメージした緑になっている。側面は木漏れ日のようなデザインで、夢の世界にいるようだ。座席は東北夏祭りをイメージしたカラフルな座席。どことなく不動産の間取り図にも見える。リクライニングも深く、ゆったり座れる。天井や床には、ブナや秋田杉、青森ビバなどの木材が使われ、民家にお邪魔したような雰囲気になる。3号車の半室には「ORAHO(おらほ)」という売店カウンターがあり、飲物やおつまみ類、グッズや名産品などが購入できる。他のリゾートしらかみにはないサービスだ。おつまみで買った「まぐろチーズ」はマグロとチーズのキューブが組み合ってなかなかの美味だった。2号車には他のリゾートしらかみ同様ボ4人向かい合わせのボックス席があるが、スペースが広く密にはならなそうだ。運転席後ろは展望室で右側にはシンボルツリーも設置されている。展望室は津軽三味線や語り部などのイベントスペースとしても使われる。この日は新青森~弘前で津軽の伝統芸能「金多豆蔵」の人形劇が行われ、なかなか楽しかった。豆(マメ)に働ければ金や蔵などが手に入るというのが語源のようだ。列車は青森から奥羽線で弘前へ出て、一旦青森方面に戻ってすぐの川部駅から五能線に入る。奥羽線の701系普通列車とも顔合わす。弘前付近では岩木山が見える。存在感があり、五能線の旅の楽しみでもある。この辺に住んでいる方は毎日のようにこの山を眺めていることだろうか。途中キハ40普通列車と行き違い。この車両もいずれは新型車両に置き換わることだろうか。一部列車を除く他のリゾートしらかみ同様、千畳敷で15分ほど停車し、駅前の千畳敷を散策できる。正直、この時期天気が心配だったが、雨とか台風とかなくて本当によかった。ちょうど日も傾きかけたので、夕日にあたる日本海も見れた。海の上の「かまくら」の様列車は無事秋田に到着し、最終の秋田新幹線こまちで帰路につく。東北新幹線や秋田新幹線を組合すと東京地区からでも日帰りで「リゾートしらかみ」の旅ができるので、だいぶ便利になった。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^※当ブログを「にほんブログ村」に登録しました。ポチよろしくお願いしますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村