近鉄の新しい名阪特急「ひのとり」
【11月22日】この3連休の中日にまたどこか出かけようと思い、久々に西の方面に向かった。お目当ては、この3月に近鉄にデビューした特急「ひのとり」。近鉄名古屋から大阪難波を結ぶ通称名阪特急に使用され、同区間を2時間10分程度で結ぶ。新幹線ん比べると倍近い時間だが、運賃・料金計が4,540円(ひのとりレギュラーシートの場合)(新幹線の名古屋~新大阪は自由席で運賃・料金計5,940円)と安く、また、ユックリくつろぐにはちょうどいい時間なので、貴重な足になりそうだ。快適なレギュラーシートと、グランクラスにも劣らないプレミアムシートがあり、ワンランク上の旅が楽しめる。但し、一般車両の特急料金に加えて「ひのとり特別料金」がかかる。レギュラーシートが距離に応じて100~200円、プレミアムシートが距離に応じて300~900円それぞれ加算されるので要注意。レギュラーシートとプレミアムシートの料金差が少ないのもうれしい。近畿日本鉄道のサイトひのとりは主に近鉄名古屋・大阪難波ともに00分発の速達タイプ(津、鶴橋、上本町のみ停車)に使用される。それまで名阪特急の主流だったアーバンライナーは30分発の四日市、名張などにいくつかの駅に停車するタイプの列車に使われるようになった。メタリックレッドの車体で、それまでの近鉄特急とは雰囲気が違う。どちらかというと、小田急のGSEロマンスカーやJR羽越線のリゾート列車「海里」に雰囲気が似ている(個人の感想)GSEの記事海里の記事ひのとりのロゴ両端の車両はプレミアム車両になっていて、ハイデッカー構造である。フルカラーの行先表示プレミアムシートは1列+2列配置で、東北新幹線のグランクラスのよな座席(乗ったことないが^^;)レッグレストもついていて、フルに動かすと至福の乗り心地が味わえる。これだけ快適な座席を安い値段で乗れるので、満席になりやすい。座席背面はバックシェルが付いていて、後ろを気にせずにリクライニングが出来る。案内モニターでは、次駅表示が英文、中文、ハングルで表示される。「つ」をハングルで表すと、まるで顔文字のようだ。先頭車では前面展望も楽しめる。レギュラーシートもそれなりに快適で、こちらもバックシェルが付き、フットレストもある。一部を除くデッキには無料のロッカーがあり、荷物置き場代わりに利用できる。通常の鍵式の他に、手持ちのSuicaなどのICカードを鍵として利用できるタイプもあり、鍵の管理の手間が省ける。プレミアム車両のデッキにはカフェスポットと呼ばれる場所があり、挽き立てコーヒーの販売機やちょっとしたお菓子やグッズの販売機があるのが目新しい。お湯もあるので隣の販売機でココアやお茶を購入してそそぐことも出来る。プレミアムココアを購入してプレミアムシートで飲むのも至福のひと時。通常の飲物類の自動販売機や喫煙所もある。一部車両にはベンチシートがあり、携帯での通話や談話、気分転換に重宝する。時折山深い区間を走り、だいぶ紅葉も始まっているようだった新型コロナウィルスもまた広まっているようで、今回も行けるかどうか気になったが、単独の日帰りで対策も出来る限り行ったうえで決行した。ただ、この増え方だと今後、派手な外出は出来づらいのではないかと気になってしまう。様子を見ながら、今後はどの様な行動をとろうか考えたいと思います。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^