名鉄「まる乗り1DAYフリーきっぷ」の旅その4(最終回)【蒲郡竹島・八百富神社】
【5月3日】名鉄の木曽川堤から再び名古屋方面に向かい、西尾線や蒲郡線を乗り継いで三河湾に近いエリアを通り蒲郡を目指した。途中の新木曽川では各駅停車と特急列車の緩急接続が行われる。新木曽川はJRでいうと木曽川駅に相当し、あちらは快速は止まらないが、新木曽川は特急も停車する。吉良吉田~蒲郡の名鉄蒲郡線は途中三河湾の近くを走り、眺めは良い。高架の蒲郡では名鉄とJR東海道線と顔を合わす。蒲郡と名鉄名古屋線を結ぶ路線はなく、蒲郡~名古屋だと名鉄よりもJRを使った方が安くて速い。蒲郡からは少し歩いたところにある竹島に向かった。島といても海辺の少し沖にあり、約400メートルの橋で結ばれている。途中のアピタでは焼き芋の自動販売機を発見。大中小とあり、更に暖かいのと冷たいのがあったがこの時期は冷たいのしかなかった。筒に入り、芋は真空パックに包まれていた。丁度大学芋のようなイメージだろう。小腹がすいたときなどちょうどいいと思う。駅から歩いて25~30分ほどで島の入り口に到達する。水族館もある観光地なのか、結構賑やかだった。水平線がはるか先に見える様な海を眺める。島の中には八百富神社という神社もあるので橋を渡り切った島の入り口に鳥居がある。岩の中に灯篭もある。石段を登ったところに神社があり、縁結びなどにご利益あるようだ。神社の先を歩くと島の裏手に入り、半周する形で遊歩道になっている。様々な形の岩が点在し、自然の神秘を実感する。何となくカメが大口を開けているように見える岩もある。神社から約15分ほどでスタート地点の島入口に到着する。名鉄の旅を終えて豊橋に戻り、夕食は「豊橋カレーうどん」を賞味。大きめの器にウズラ卵とプチトマトがトッピングされているのが特徴。うどんの底にはとろろごはんが隠れており、様々な触感を楽しめるのがユニーク。久々に名鉄を訪問し、新旧様々な車両が使われていたが、それでも名鉄のシンボルである赤い通勤車両は多く健在で安心した。豊橋~名古屋~岐阜ではJRと競っているようでも、JRとは違うエリアを走っているときが多く、地域輸送に貢献しているようだ。特急の一部指定席の特別車というのも私鉄ではあまり見かけないシステムの様に思えるが、案外特別車の利用客も多く名鉄の収入源になっていることだろう。今回は本線中心に大まかに周ったが、次回はそれ以外の名鉄線の気になった路線や場所も訪問してみたいと思う。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^