特急湘南1号の旅【東京~平塚に平日のみ運転の短距離通勤特急】
【8月15日】日にちが逆戻りしたが、この日は東海道線の特急「湘南1号」に乗ってきた(*^▽^*)特急湘南は、東海道線の東京・新宿~平塚・小田原に平日朝上り及び平日夕方~夜の下りに運転されている通勤客をターゲットにした列車である。そんな列車なので、通勤に東海道線は関係ない身としては普段乗ることはなく、平日休みであるお盆期間が数少ない乗車チャンスだ。しかも7月20日から8月いっぱいはJR東日本の「のんびりホリデーSuicaパス」が平日休日関係なく利用でき、まことにありがたい対応であるヽ(^o^)丿車両は特急踊り子で使われているE257系の全車座席指定で快適な通勤が味わえる。今回乗車した湘南1号は、東京~平塚63.8キロとかなり短く、踊り子の東京~伊豆急下田の半分にもいってない。「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。鉄道旅行の参考になれば幸いです^^平日の夕方以降の下り東海道線では1時間に1~2本の割合で特急湘南が運転され、通勤客をさばいている。先頭の愛称表示は漢字とローマ字が交互に表示され、外国の方にもわかりやすい。上野寄り9号車は貫通扉が付いているタイプで、顔つきも異なる。踊り子の時はこの後ろに修善寺行きの5両が連結されるときがある。平塚行きの特急が出るなんて、とても想像つかなかった。隣ホームにはE657系の常磐線特急ときわが到着。E653系当時同様のリバイバル塗装が施され、水戸の偕楽園の梅をイメージしたデザインだ。座席は青で涼し気だったが、国鉄時代は青の座席が主流だったので、時代が戻った感じだ。窓際にコンセントも設置されているので助かる。E257系は元々は中央線の特急あずさ・かいじに使われ、その時はコンセントは無かったので後付けのようだ。特急湘南の停車駅は、東京・品川・大船・藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚と、なんと!!川崎と横浜という政令指定都市の通過し、その代わりに大船~平塚が各駅停車という、本当に湘南地区の輸送に特化した列車といえよう。奥に高輪ゲートウェイが見える。開業して3年半たつが駅周辺は今も工事中のようだ。ちょっとピンボケでわけわからぬ写真になってしまったが、横浜を通過し、東京を7分前に出た普通列車を追い抜き、特急の風格を出している。横浜~戸塚は住宅密集地になっているようで、山の上まで家がズラリと建っているのが印象的。大船を過ぎると大船観音が見える。藤沢駅ホームには往年の湘南電車をイメージした売店がある。水戸駅ホームのE653系型売店同様インパクトある。藤沢を出ると相模大野方面の小田急江ノ島線と並走する。普段は快速(湘南新宿ラインの特別快速)すら停車しない辻堂にも特急湘南は停車する。茅ヶ崎~平塚では相模川を渡る。上下線が分かれていて名撮影地になっているようだ。約53分で終点の平塚に到着する。お盆期間で出発も退勤時間にしてはちょっと早かったが、それなりの乗車はあったように思える。平塚に停車中のE257系。特急踊り子は通過する駅に停車してるのも珍しい図だ。東京~平塚(51キロ以上)の特急料金は1020円、えきねっとチケットレスだと920円するので、頻繁には利用しづらいが、たまにリフレッシュで乗ってみるのも楽しい通勤になりそう。