鶴見線の新車E131系
3月16日にJRを中心としたダイヤ改正が行われ、北陸新幹線の敦賀延伸などが大きな目玉になった。東京地区ではJR鶴見線のE131系置き換えが取り上げられよう。実際には昨年12月から導入始めたが、この改正からはワンマン運転も始まった。E131系置き換えとワンマン運転開始の告知ポスターもあった。海のイメージの青と、もともとのラインカラーである黄色が車体に使われている。鶴見駅の鶴見線ホームは京浜東北線より高いところに位置し、ドームのような風格ある屋根が特徴。行先のほかにワンマンやナンバリングもあり賑やかな表記になった。青と黄色の組み合わせのシートで、房総地区の同車両と同じようなデザインだ。一部のドア上には路線図や停車駅などの案内がある液晶モニターが設置されている。まさか鶴見線にこのような設備が出るとは時代も変わった。他のE131系やE235系同様、優先席や車いすスペースがかなり目立つ。鶴見線はカーブが多く、車両とホームの間が空いている駅も多い。そのため、最近のJR東日本の新車の特徴であるふっくらと広い車体ではなく、側面がまっすぐしている。ワンマン運転なので、運転席から扉付近の様子が見られるように、イヤリングのようなカメラも設置している。海芝浦では、Suicaにタッチして出場、入場する旨の注意書きがこれでもかとある。海芝浦には何回も訪問し、101系、103系、205系、そしてこのE131系と移り変わり新鮮な気持ちだ。鶴見線は山手線などのお古をもらうことが多かったので、今回は同線専用の新車で、鶴見線の新時代を迎えたようだ。