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カテゴリ:栃木・群馬の旅
東武鉄道では、2023年3月31日までの期間限定で、東上線系統以外の東武線駅から
日光(日光市営バス)間藤・足尾銅山(わたらせ渓谷鐵道)相老~東武鉄道発駅 という日光市を満喫できる 「日光・足尾ルートパス」 が発売されている。 ※詳細は下記のきっぷ様式、東武鉄道サイト、自作サイト「乗り鉄お役立ちガイド」参照^^;。 東武鉄道公式サイト 「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。 鉄道旅行の参考になれば幸いです^^ 今回は、わたらせ渓谷鐵道を先に回ることにし、まずは神戸(ごうど)駅で下車して富弘美術館を訪問した。 富弘美術館は、勢多郡東(あずま)村(現・みどり市東町)出身である星野富弘氏の作品を展示してある。 星野富弘氏は、元々は中学の教師だったが、部活動の指導中に頚髄(けいずい)を損傷する事故を起こし、手足が不自由になった。 しかし、入院中に口に筆をくわえて文字や絵画を書き始めるようになり、様々な作品を作成し、76歳の現在も存命だ。 群馬県みどり市富弘美術館のページ 大宮~東武アーバンパークライン(野田線)~春日部 春日部~東武伊勢崎線~館林 館林~東武小泉線~東小泉~東武小泉線・桐生線~相老(あいおい)までを利用し、相老からわたらせ渓谷鐵道に乗り神戸までやってきた。 反対のホームの元東武特急DRC(デラックスロマンスカー)はレストランとして営業している。 1912年(大正元年)開業から変らぬ駅舎で登録有形文化財にもなっている。 おなじ漢字読みでも兵庫県の神戸(こうべ)とはだいぶ雰囲気が違う。 一部を除きわたらせ渓谷鐡道の列車に接続する形で、みどり市東町路線バスが富弘美術館方面へ出ている。 小型のバスで、車体には何故かお笑いコンビ「ジョイマン」のラッピングがされている。 車内自動放送はみどり市観光大使の声優小倉唯さんが行っている。 富弘美術館までは約6,7分で着く。 片道300円均一だが、車内でフリー乗車券を買えば500円なのでお得になる。 雄大な山々に囲まれる形で美術館は建っている。 入口には富弘氏の作品が展示されている。 花と人生をダブらせたような言葉が多く見かける。 館内の作品は撮影できないが、外を眺めると広大な草木湖が一望でき、紅葉もいい感じになっていた。 日光・足尾ルートパス利用で入館料金が2割引きになり、かつ館内カフェでのドリンク引換券ももらえる。 せっかくなので、何か気になる言葉の絵葉書を買ってみた。 冬、夏、昼、夜、雨、晴れなど様々な環境があるからこそ花が咲けるのであり、悲しみや苦しさがあるからこそ自分が出来ていくとの言葉のようだ。 どうしても苦しいことや大変なことから逃げがちになってしまうが、その様な経験が自分を磨く事になり、本当に苦しい時以外は逃げないで立ち向かっていこうと思う。 今回はバスの時間の都合で約40分の滞在だった。 ある程度まわることは出来たが、氏の言葉をじっくり嚙み締めて観賞したり、カフェや売店などでノンビリしたければ、もう少し時間が欲しいところだ。 丁度昼食時なので神戸駅のレストラン清流に立ち寄った。 中間車2両だが当時の塗装の状態を保っている。 非電化路線だがパンタグラフがあるのがユニーク。 車内も当時のままの座席。 デラックスロマンスカーだけあって、グリーン車のような感じの座席が素晴らしかった。 舞茸天そばの他に、この日駅舎内で販売されていた里芋田楽を賞味。 山地にふさわしい組み合わせだった。 しばらくすると桐生行きトロッコわっしーが到着。 乗車券類の他にトロッコ整理券大人520円が必要。 大きな窓にテーブルがあり、わたらせ渓谷の素晴らしい展望が楽しめる。 これから乗る間藤行きの列車が到着。 レトロな感じの色合いだが、紅葉の時期にふさわしい塗装でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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