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カテゴリ:東海の旅
【1月8日】 世間では受験シーズンだが、静岡県の大井川鐡道では受験生にとって縁起良い駅が2駅ある。 その名も 「合格駅」「門出駅」 一時的のコラボ的な駅ではなく、これが正式駅になっている。 門出駅は、近くに商業施設「KADODE OOIGAWA」が2020年に開業し、それにあわせて開業した。 更に、手前の五和(ごか)駅も合格駅に改称し、縁起の良い駅が2駅連続で誕生したことになる。 大井川鐡道のサイト 大井川鐡道の普通列車には元近鉄特急の16000系も使われる。 製造から50年以上たったが、近鉄特急といえばこのスタイルだろう。 大井川鐡道は、令和4年の台風15号の影響で川根温泉笹間渡~千頭が運休となっている。 かつ、日中に新金谷から先、川根温泉笹間渡に行く普通列車は1往復(金谷10:57発)しかなく少し不便だ。 車内は最近の特急車両に比べるとちょっとくたびれた感じだが、一昔前の観光バスの様な雰囲気で、当時は豪華な分類だろう。 ゴールは近づいているような表記。 駅自体は既存なので古い木造の駅舎のままだ。 駅名標も一新し、正真正銘の合格駅だ。 イベントが行われるのか、駅周辺は賑やかだった。 駅舎内も様々な掲示物で埋め尽くされている。 駅の窓口跡には合格地蔵尊が祀られていた。 穏やかな顔つでき、受験生らしき人も多く参拝していた。 隣の門出までは500メートルと近く、線路沿いを歩いて10分ほどだ。 途中、茶畑もあり静岡らしい雰囲気が味わえる。 うまく列車が来て撮影できれば楽しいが、そこまで本数がないのが残念。 少し歩き、国道473号線沿いに「KADODE OOIGAWA」がある。 新東名の島田金谷ICからも近い。 KADODE OOIGAWAのサイト 入り口には、かつて大井川鐡道でも走っていたC11も展示されている。 施設と駅のホームは直結している。 但し乗車券類は売っていない。 縁起の良い駅名が並んでいる。 これにあやかって大井川鐡道もぜひ復旧してもらいたい。 ホームにはお茶をイメージした緑のポストもあり、実際に投函もできる。 館内はお茶やミカンやおでんなどの静岡名産が数多く売られており賑やかだ。 様々な種類のお茶が楽しめるコーナーもある。 ここでは「KADODEバーガー」(880円)を賞味。 SLをイメージした黒いパンズに緑茶ソース(お茶の味はあまりしなかったが)、中のハンバーグも肉厚・ジューシーで、ハンバーガーを食べている実感がわいてくる。 ちょうどSLが通過するころで、発車案内にも通過時刻が表示される。 門出を通過するSLかわね路。 千頭まで行けないので、途中の家山や川根温泉笹間渡までの運転となる。 短区間でもSLが走ってくれているのはうれしい。 案の定、ホームには多くのギャラリーでにぎわっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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