カテゴリ:カテゴリ未分類
公証人手数料について 以下のような表を見かけたことがある方も 多いと思います。 (目的の価額) (手数料) 100万円以下 5000円 100万円を超え 200万円以下 7000円 200万円を超え 500万円以下 11000円 500万円を超え 1000万円以下 17000円 1000万円を超え 3000万円以下 23000円 「知人に150万貸すので金銭消費貸借契約書を 公正証書にしてください。」 と依頼され、 「公証人手数料が、1万5千円位かかりますよ。」 というと 「えっ、7000円じゃないんですか??」 とよく言われます。 最近の相談者の方は、しっかり勉強されていますから。。 違うんですよ。上の表の手数料は 1行為についての基本料金のようなものなんです。 お金を貸した人が受け取る「正本」 お金を借りた人が受け取る「謄本」 は1枚250円の別料金なんですよ。 もし、5枚だったら、正本と謄本で合計10枚 2500円かかります。 強制執行をする為には相手方に謄本の送達を しておく必要があります。 これをお願いすると1400円。郵便料が1000円。 送達しましたよっていう証明が250円。 金銭消費貸借の場合は、収入印紙代が2000円。 大体このくらいはかかります。 もちろん、このくらいの費用をかけても 公正証書の威力は強力ですから、効果に比して 非常にお安いとは思いますが、 7000円と思い込まれて来られた相談者には 少しショックがあるようです。 長くなったので、 離婚協議書の時の手数料の説明は次回にします。 公正証書の作り方などについてはこちらへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月22日 20時17分27秒
コメント(0) | コメントを書く |
|