公正証書離婚協議書を作成する時の手数料について
誤解されている方が多くいらっしゃいます。
例として夫から妻へ離婚に伴う慰謝料200万円、養育費として
月額2万円を15年間支払うとしましょう。
慰謝料については目的価額は200万円で問題ないですが、
養育費については2×12×15=360万ではないのです。
目的価額の計算では10年を限度としますから2×12×10=240万
となります。
そこで前回の手数料表を見て目的価額が200+240=440万だから
手数料は11000円と思いがちですが違うのです。
慰謝料支払契約と養育費支払契約は別の法律行為なので
手数料も別々に計算するのです。
つまり、慰謝料支払契約の手数料が7000円
養育費支払契約の手数料が11000円
合計18000円となるのです。
当然これに正本料、謄本料などが別途必要です。
計算間違いないよう気をつけましょう。
公正証書について。