11月というのに、アパートの目の前にある畑の一角に植えられたキャベツを目当てにモンシロチョウが飛び回っている。
明らかに今日は肌寒かった。
なのにモンシロチョウは元気に飛び回っている。
11月といえば中学時代は衣替えの季節だった。
今では考えられないが、校則で長髪は禁止されていて、男は全員坊主頭だった。
そして、学帽、学ランには必ずカラー着用、決められた厚さのカバン、靴下は白、ズボンはストレート、学ランの丈の長さ、モミ上げの長さ。
全て学則でキッチリ決められていた。
その中で違反ギリギリのグレーゾーンで、各々工夫しながら自己主張していた。
この様なことは賛否両論あると思うが、ルールは守らなければいけないということをこの時代に植えつけられた様な気がする。
今日のモンシロチョウにはルールがない。
昔は春先から夏にかけてよく見る蝶だった。
環境が大きく変わっている証拠である。