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カテゴリ:学校教育
ゆとりってなんだろう?
学校教育の場合には週5日制が取り入れられ、総合という教科が 取りいれられてきたのですね。 勉強、勉強と言う掛け声の下、学校の勉強に縛られて大切な物が 養われないで育って行くという危機感からでした。 その大切なものとは、たとえば、子供同士の遊びを通じてコミュニ ケーションの取り方を学ぶ、けんかの程度や辛抱強さを自然に身に つけるといったことなどが考えられました。 ところがどうでしょう。 14、5年経ってみると、子供の学力低下を懸念した親達は、学校 は頼りにならないとあきらめて塾に通わせたり、授業時間の減らさ れなかった私立の学校に入れたりと、子供の少数化もないことも手 伝ってできるだけの対策を講じてきました。 産経新聞のニュースによりますと、都市部では5、6人にひとりが 公立や私立の中学受験を希望しているとのことです。 費用のかからない公立の中高一貫校の志望者も増え続けて、今春、 併設中学が新設される、さいたま市立浦和校や千葉市立稲毛校は 受験倍率20倍超の人気となっているそうです。 その反動でしょうか、陰湿ないじめの問題が毎日のように報道され ています。 政府は、子供達のSOSを聞く耳を持って教育改革に取り組んで欲し いものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/16 04:58:03 PM
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