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カテゴリ:レース・イベント
神様は、福井グランフォンドを走る私に、二つの試練(苦難)と天使を与えて下さったのです。 二つの試練とは、・・・。 一つ目の試練は「膝の痛み」、二つ目が「パンク」です。天使達とは、写真のとおりですわ(笑) で、一つ目の試練「膝の痛み」とは? と、その前に、まっさーさん、腰痛おやぢさん、テッドさん、kamiyukiさん、職場のみなさん、そして福井GFのスタッフのみなさん、ありがとうございました。 一つ目の試練「膝の痛み」との戦いについてですが、 GF前日の土曜日は、膝の具合が悪いのと、「グランフォンド当日の日曜日は午後から雨」という天気予報のこともあってテンションは下がり気味でした。 しかし、200kmプレミアムコースは、前日エントリーになっているので、仕方なくスタート地点の今庄365スキー場に向かったのでした。 昨年は、職場のみんなと一緒でしたが、今年は、テッドさんkamiyukiさんの二人のユーロメンバーと職場のメンバーが予約してくれたスキー場のコテージで宿泊の予定です。 スキー場に到着しエントリーの手続き後、天気も良いし、夕方まで少し走ることにしました。 ユーロジャージに着替え、マビックのカーボンホイールを試乗したり、コルナゴブースでお話ししたり、・・・。 このことは、オフィシャルブログに掲載されました。テッドさんがEPS、kamiyukiさんがCLXで、そして私はカーボンディープホイールを履いたCX-1で写っています。 で、あまりにも目立っていたのでかどうかは分かりませんが、ここで、まっさーさんにばったり。 私の膝の痛みが消えていないと知るや、とっておきのドーピング剤を二種類頂きました。 ひとつは、朝飲むと一日中効くという痛み止め、二つ目は、痛くなったとき飲む即効性の痛み止め。 もし一人だったら、あの膝の痛みでは、スタートすらしていなかったかもしれません。 でも、このおかげで、スタートすることが出来たのです。(感謝!感謝!) 負荷をかけなければなんとか走れます。坂道では、普段から遅いのですが、痛みが出ないように負荷があまりかからないよう、みんなから遅れても辛抱してゆっくり走りました。 朝の薬の効果が昼前には切れて、再び痛み出した時は、ここで止めようかと思ったりもしました。即効性の痛み止めを飲んで様子を見ましたが、このおかげで続けて走ることが出来、スキー場手前の急な坂も何とか登れて帰って来れたのです。 二つ目の試練「パンク」との戦いですが、・・・ 自転車の整備はぬかりなく行ったつもりです。 先日チューブレスのリムうちパンクが見つかったので、福井は急遽、金シャマホイールにクリンチャータイヤで走ることにしました。 タイヤもおニューに履き替えました。ビットリアオープンコルサ EVO CX 23Cですから、柔らかいタイヤですがパンクに強いのは昨年ずーっと履いていたので実証済みです。 しかし、何故か、三度もパンクをするというアクシデントに見舞われたのです。 一回目のパンクは、リアのタイヤが切れてバスッと一気に空気が抜けたのです。 この時は上中エイドを出たばかり、テッドさんやカミユキさんに引いてもらっていたときでした。タイヤにガムテープを貼り、空気を炭酸ガスで充填、切り口が少し開きましたが難なく修理終了。 切り口が開いて心配だけど、もう予備のチューブがないので「次のパンクはリタイヤかも?」という不安の中で走っていました。途中普通の自転車屋さんを見つけタイヤがないか尋ねたりしましたがロードのタイヤは置いていません(あたりまえですね。) 膝痛か実力か、40km/h以上で牽かれるとどうしても遅れ気味になるので、kamiyukiさんやテッドさん達には先に行ってもらいました。一人になると心細くて、ここでパンクしたらやばいやんと思いながら恐る恐る走ってました。 小浜からの海岸の景色は不安で記憶にありません。 しかし、悪魔は本当にいました。神は私をお見捨てになったんです。 そうです、二度目のパンクです。弱り目にたたり目とはこんなことを言うんですよね。 膝のせいで走らないと思ってたら、前輪のタイヤがペシャンコです。 不幸中の幸いだったのは、丁度左折の道案内の旗ふりの人(ボランティアスタッフさん)が前方に見えます。 「チューブありますか?」と聞いたらあるじゃないですか? スタッフさんが旗を振る歩道上でパンク修理。リタイヤは何とか免れ再び走り出しました。 結局新品タイヤだったのに、ここで前後ともパンクしたのです。「「「吉野GFじゃあるまいし、祟りか何かに違いない。」」」 ここで200kmを走りきる戦意は喪失・・・。旗ふりの道案内スタッフに合うたび予備チューブないか聞きながら走った。 水晶浜エイドに行ったらあると教えた旗ふりのあなた、去年ならあったかも。今年はエイドすらないやんか(泣) 西浦の関門では、時間まで多分2時間以上余裕あったけど、こんな状態では岬はパスすることに決めた。走っていたら三度目のパンクで本当にリタイヤだったかも? スタッフと話す私に、「何かアクシデントですか?」とユーロメンバーのN田さんが声かけてくれる。大丈夫ですと先に行ってもらう。 そしてまもなく三度目のパンクが起こったのです。後輪がペシャンコですが、後輪の切れ目がバーストしたのではありません。結局、ガラスの破片が刺さっていたのですが、・・・。 場所は金ケ崎エイドの手前。アーチ橋をわたる登りで失速する。1キロ以上パンクのまま走っただろうか。今回も不幸中の幸い。エイドの近くだった。 エイドで、「パンクなんですが、チューブやタイヤありますか?」と言うと、パンク修理はタイヤ交換も含め七千円だと言われる。 「自分で交換するからいくら?」と聞くとそういう料金設定はないと言う。「何?どういうこと?」 7千円は勘弁してよ。器材トラブルでリタイヤをするからと回収を頼んだが、金ケ崎エイドでは関門時間の3時まで回収は来ないと言う。 2時間以上も待たんとあかんのかいな。 とその時、腰痛おやぢさんが声を掛けて下さった。そして予備のチューブを頂いた。 地獄で天使に声をかけられたような気分だった。 腰痛おやじさんは天使ですがバドガールじゃないですよ(笑) パンクに三度もたたられ、何とかギリギリでクリヤ。運が良いのか悪いのか、・・・? 金ケ崎からゴールまでのたった15キロがほんと長かった。 スキー場の登りでは沢山の人から励ましていただいた。2時ごろに帰還。岬往復がなかったから、kamiyukiさんやテッドさんより先に帰ってきた。スタッフさんには、完走者のように迎えられた。 こんなに調子が悪くても、とりあえず、何とか走れました。みなさんのおかげです。 但し、180km、あの岬には行きませんでした。でも、完走以上に感謝感激です。 これも神様が与えてくれた来年への宿題です。来年も200kmに出場しようと思います。岬往復という忘れ物を取り返しに。 自転車仲間の温かさもホント嬉しかったし、今年の福井の達成感は格別でした。 但し今日は整形外科受診となってしまいました。膝のおさらが割れている、生まれつきの奇形だといわれました。 そうそう、初めておしりの皮捲れました。無理して走ったんでしょうね(笑) 「にほんブログ村 自転車ブログランキング」と「人気ブログランキング」に参加中です。是非是非リンク又はバナーをクリックして応援してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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