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新・学力への挑戦

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なかむら@ Re:6×3は、6+6+6のこと?6×0は、どういう計算?(09/08) なぜ速度は足し算できないのですか?100キ…
なかむら@ Re:6×3は、6+6+6のこと?6×0は、どういう計算?(09/08) なぜ速度は足し算できないのですか?100キ…
某所で久しぶりに、この件に触れたモノでつい・・・。@ Re:6×3は、6+6+6のこと?6×0は、どういう計算?(09/08) 10年以上前の記事に文句を付けるのも何…
meisinn2006@ Re:それはきっと・・(04/16) akibareさん >1基あたりエンジンが7つ…

『新・学力への挑戦』

ー数学で新しい世界と自分が見えてくるー


今日の学力問題を考える私の視点!

『新・学力への挑戦』

子どもの気持ちを大切にした教育を考えていきたいですね。!

今、求められているのは、点数で競わせるのではなく
学ぶよろこびや学ぶことがらの意味が実感できるようにするこではないでしょうか?


なぜなら、高校生たちの心の中にある学習要求は、
何のために学ぶのかを知りたい、
学ぶことがらと自分の生きている現実の世界とのつながりを知りたい
ということだと感じるからです。

私は、その要求にこたえる学びを、現実の世界を読み取る
新しいメガネを手に入れる学びだと考えています

拙著『新・学力への挑戦』>(2005 かもがわ出版)は、
旧著『学力への挑戦』(1979)等のエキスを再構成し
その後の高校1年から3年までもち上がりで行なった
3年間の実践を新たに収録し、
新しい角度から高校数学の可能性を示そうと試みたものです。
(本書は、縦書きで書いたもので、寝転んで読める本で
数式のいっぱい出てくる難しい数学書ではありません。)
『数学は大嫌い』と言っていた高校生たちの
目をみはるような変化を
生徒たちの綴った感想や卒業論文「私の数学12年」等を通して、
読み取っていただければうれしいです。

私は、このブログを上でのべたような問題意識をもって
書いていこうと思います。



『新・学力への挑戦』ー目次へー

『新・学力への挑戦』ー書評一覧へー

旧著『学力への挑戦』関連論文一覧へー

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新・学力への挑戦

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April 16, 2010
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カテゴリ:教育と学力
小学校2年生のK君にかけざんを教えていたときのこと。
かけざんは、たしざんとは違うけいさんということで、
2×3は2+2+2のことではなくて、
1当たり量のいくつ分で全体量を求めるけいさんのことだよということで、
1当たり量を探そうとしていたときのこと。

1当たり量をいろいろ出してもらっているうちに、
1当たり量が9のものというところでは、
「野球1チーム当たり選手が9人」などという例を考えていた私は、
K君の
「ロケットのエンジンが1台あたり9つ」という予想をこえた答えに、
びっくりし、感心したりしました。
それからK君は、エンジンが9つついているロケットの絵を楽しそうに描きました。


ところが、1当たり量が2を考えるとき、
K君がなかなか答えないので、
例えば、
「ニワトリ1羽当たり足が2本でしょう」というと、
K君は、がぜん違うというのです。
「ニワトリの足は、6本だ」というのです。
それはつめのところじゃないの?といっても頑固に6本をゆずりません。
「2本でしょう」「6本」のやりとりが続きました。

K君は物知りで、いろいろなことを知っています。
だから、にわとりの足が何本かということで、
こんなに見方が分かれるということは本当に意外で、
びっくりしてしまいました。
その日は、結論を出すことはやめて、
1週間ほどたって、もういちどにわとりの足のはなしをすることにしました。

ところが、次の週に会ったときにも、
まったく同じ展開になったのです。
K君は、断固としてにわとりの足は6本だと確信しているのです。

私は、ここに教育の面白さのひとつがあると感じました。
それから、K君とは会えないでいますが、
K君にまた会って、にわとりの話をしてみたいと思っています。



















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Last updated  April 16, 2010 09:26:57 PM
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